内容説明
ささやかな人生を願っていても、生きていくのは大変だぁ。次から次へと、頭を抱えたくなるような問題が噴出してくるのだ。自分勝手な人々、摩訶不思議な南の島、あやしげな健康食品……。ままならないこと盛り沢山。それでも、一度きりの人生だから、楽しまなくちゃ損なだけ! 笑いと怒りと涙とともにやって来た、まったく新しい私小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
56
登録していなかったけれど、多分昔読んだことがある内容だった。1995年、20年ほど前の本だが40歳の群さんはもうしっかりおばさんっぽい。というか、ぶりっ子していなくて潔い。歯に衣着せぬ心の声が面白い。家を買いたくないという考え方は彼女の父親に似ているのかもしれない。しかし、お母さんの浪費ぶりは・・・。ああ、群ようこさんのような娘が欲しい(笑)2016/01/07
あつひめ
51
おばさんになると、喜怒哀楽がより一層激しくなる・・・自分の姿と重ね合わせてしまった。若い頃の可愛げのある喜怒哀楽と別物だもんなぁ。群さんの猫に対する思いがやっぱり、胸キュンとさせる。ビーが帰って行ったあとのぽっかり空洞になってしまった気持ち・・・わかるなぁ。西原さんの絵と群さんの文章もマッチするし・・・。生きてるって、日々勉強。子供の頃の勉強とは違う問題を解いても答えは一つじゃない問題ばかりの勉強だ・・・。2012/09/19
オカメルナ
28
涙あり、笑いあり、怒りありというエッセイ風の小説という感じ?仕事が忙しかったので息抜きしたくて読んだ。笑いたかったんだけど、笑いとは遠かったな。いっぱいいっぱいの気分だったからなのか、読んでいてイラっとさせられるところが多々あり。楽しさを求めた私の選択ミスだった。決して、群さんが嫌いと言うわけではありません。もう少し気持ちにゆとりのある時なら、許せる人々だったのかな~2013/04/20
椛
9
「体にいいといわれても」を読んだら鳥肌が…!笑2015/04/08
いちの
6
コンサートに来るおばさんの話が面白かった。エッセーと小説の間のようなのが得意ジャンルとのこと、もっと他の作品も読んでみたい。白川道さんの解説も良い。2016/05/13
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