現代催眠原論 - 臨床・理論・検証

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現代催眠原論 - 臨床・理論・検証

  • 著者名:高石昇/大谷彰
  • 価格 ¥6,380(本体¥5,800)
  • 金剛出版(2020/01発売)
  • ポイント 58pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784772412773

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内容説明

かつて人知を遙か超えた魔術的思考として永く夜の闇へと放擲されてきた催眠は,その治療術としての真価をミルトン・エリクソンの名とともに復権する。この栄光の時代を経由して,催眠は今日さらにその臨床的価値と評価を高めつつあるが,しかし同時にその秘儀的来歴から「学知(discipline)」としての体系化を未だ果たせずにいる。この未完のプロジェクトを引き受け,催眠の歴史的考察から臨床的考察へと論点を横断し,かつて誰にも為されることのなかった催眠の原理論を樹立しようとする試論――この言葉こそ本書の定義にふさわしい。現代催眠の父としてのミルトン・エリクソンを継承し,コミュニケーション技法としての催眠誘導技法,観念誘導技法,催眠感受性への細密な考察を施し,今日的水準に適うエビデンスとエチカを構築する。現代臨床催眠の極地点へと迫る徴をその記述に残し,催眠の夜の闇を超えようとする本書は,したがって現代催眠学の到達点を標す水先案内,そのためのマイルストーンである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

6
臨床催眠について、日本でこれ以上の本はなし。高石先生、大谷先生ありがとうございます。2018/06/17

かおす

1
催眠全般について知りたくて読み。催眠の歴史的変遷や理論、そして実際の臨床応用まで丁寧にまとまっていて読みやすかった。催眠では変性意識状態を用いるため実生活で効果を得るには難しいかと思えるが、積極的覚醒状態催眠や、自己催眠の習得による情動調整、後催眠暗示などを用いることによりPTSDなど多くの精神病へアプローチができるというのは面白い。一方で催眠というものの不透明さや、統計学的な有意性の獲得の難しさから治療法の確立は難しそーだなぁと感じる。2023/05/17

さとし

1
エリクソンの魅力的な技法を切り取って使うことの弊害はきちんと考えるべきであって、その背景にある歴史と理論とエビデンスを一息に学べる一冊だった。「本書を出版するにあたって」に記載されていた「素人催眠術師にも仔細を伝えることへの危惧」はすごく共感できて、催眠が必要なクライエントへ適切に届けるために「臨床催眠の危険性と倫理」を理解する人たちが増えることを願う。2021/06/18

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