内容説明
近頃、筋肉を鍛える女子が世間を賑わせています。腹筋が割れたお腹、引き締まった二の腕や太ももなど、従来の女らしいカラダとは異なるナイスバディが、女性を魅了してやみません。本書は、女子学を専門とする著者が、女性の筋トレブームを、美意識の変遷から捉えなおす異色の社会文化評論です。なぜ筋肉は女子を魅了するアクセサリーになったのか? なぜこれほど脚光を浴びているのか? クロスフィットトレーナーAYAとの特別対談収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒヨドリスキ
5
昨今流行りの筋肉女子に関する考察本。トレーニングの仕方とかは載ってません。ブランド志向や物消費から自らの体を鍛える筋肉女子へ。男も仕事も裏切るけど筋肉は裏切らないって確かに名言だよな。食事や運動と強い意志。女性らしさを越えて自分のための体を作る自由。内容は「おしゃれ嫌い」と被る所も多くてAYAとの対談以外はそれほど。思った以上にフェミニズムな話題でした。2020/01/31
ろこん。
3
え…ちょっと酷くないか…。他人の書いたものや言葉をひたすら載せてそれについての自論をちらほら。同じ言葉の繰り返し。さっきも読んだわってあきれ返る。この人、自分はいっさい運動していないのに流行りに乗って売れたいだけなのかな?代表作になりたいって書いてるしね。かなり不快。あまり本で嫌な気分になることはないんだけど、努力はしないけど流行ってる人に乗っかっていい思いをしたいズルさしか感じなかった。言葉が悪くてごめん。帯にあるAYAの対談だけ(AYAの話だけってことね)すごく良かった。でも作者は全く関係ない。2019/11/19
モカ
2
筋肉女子。別に女子の筋トレについて書いてあるわけではなかったんですね💦筋トレっていいものですよ~という話があって、後には仕方みたいなのが書いてあるのかと思って読んでたら、そのまま終わってしまった…2019/12/15
Ai
1
「なぜ私たちは筋トレに魅せられるのか」とあるけど、この方は筋トレしてるわけじゃないんですね。2019/12/12
Shino
0
筋トレについての内容ではなく、筋トレをめぐる女性のファッションについての本であるようだ。ファッションは時代を映すというのはあるなあ。良い時代だ2021/03/26