健康ライブラリーイラスト版<br> 自閉症のすべてがわかる本

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健康ライブラリーイラスト版
自閉症のすべてがわかる本

  • 著者名:佐々木正美【監】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2020/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062594059

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【自閉症の正しい知識と治療・対処法のすべてを紹介する】
私たちの育て方が悪かったの?
いいえ。自閉症は心の病気ではなく脳の障害であり、
決してしつけが原因ではありません。
社会性をどう身につけるか。
その療育法を学ぶことで、家や学校での育て方・目標が見えてきます。

【まえがきより】
 本書には、TEACCHプログラムの原理や実際の内容を、イラストを工夫して具体的に紹介しています。自閉症についてはじめて学ぶ人にも理解しやすいように、入門書としての役割を強調したためです。自閉症について、正しい知識を広く紹介することも心がけました。正しい知識があって、はじめて育て方の大切さがわかります。最初からこちらのいうことを理解させようとしても、子どもを苦しめるだけです。よりそうようにして、理解しやすい適切な環境やコミュニケーションを工夫しなければ、けっしてよい結果はえられません。

【本書のおもなポイント】
●自閉症はしつけや性格のせいではない。脳の機能障害が原因
●自閉症の子どもは言葉や感情表現を身につけるのが苦手
●療育の中心はTEACCHプログラム
●TEACCHで生活習慣を体で覚え、社会的スキルを身につける
●家庭では視覚で理解しやすい環境づくりを
●音楽や絵で遊ぶことにも意義がある
●言葉よりコミュニケーションを身につける

【本書のおもな内容】
《1.おとなしいのは、病気だから?》
●子どもが呼びかけに答えない
【自閉症とは】【自閉症のサイン】
《2.原因はしつけじゃない》
●悪いのは、私たち夫婦?
【原因】【診断基準】【心理面の特徴】【身体面の特徴】【関連する障害】
《3.専門家と協力して療育をすすめる》
●自閉症だと思ったら
【相談先】【対応】
《4.TEACCHで社会性を身につける》
●育て方を理解したい
【TEACCHとは】【家庭では】【学校では】【地域では】
《5.社会生活に入っていくために》
●夢や目標をもってほしい
【経過】【学校へ】【職場へ】
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

【理解度テスト】自閉症のことをどれくらいご存じですか?
《1.おとなしいのは、病気だから?》
【ストーリー】子どもが呼びかけに答えない
【自閉症とは】言語力や認知能力などの発達障害
【サイン】人と目をあわせようとしない/ 感情を示さない、感情がわからない/ ひとつのものごとに極端にこだわる/ 言葉の使い方を理解できない
《2.原因はしつけじゃない》
【ストーリー】悪いのは、私たち夫婦?
【原因】「心の病気」ではなく「脳の障害」/ なぜ子どもに障害が起きるのか
【診断基準】行動パターンから診断する/ PEP-Rの結果を療育にいかす
【心理面の特徴】あいまいなことを受け入れられない
【身体面の特徴】嗅覚や味覚に偏りをもっている
【関連する障害】自閉症と特徴が似ている発達障害
《3.専門家と協力して療育をすすめる》
【ストーリー】自閉症だと思ったら
【相談先】福祉施設や病院、学校にたよっていい
【対応】対応の中心は「療育」をすること/ 療育の中心はTEACCHプログラム/ 行動療法の活用で生活行動や習慣を改善/ 薬物療法は基本的に用いられない/ 心理療法は、二次的な障害に有効
《4.TEACCHで社会性を身につける》
【ストー-リー】育て方を理解したい/ 外出できるように育てたい
【TEACCHとは】生活習慣を体で覚える/ 社会的なスキルを身につける
【家庭では】部屋を使いやすく「構造化」する/ 視覚で理解しやすい環境づくり/ 着替えや歯みがき、入浴の工夫/ ひとりで学べる「ワーク・システム」/ 音楽や絵で遊ぶことにも意義がある/ 言葉よりコミュニケーションを身につける
【学校では】興味のある科目をいかしていく/ 時間割りで、時間の感覚を身につける
【地域では】場所を変えて、練習をする/ 町全体を使って活動をする/ スポーツ教室、習い事を利用する
《5.社会生活に入っていくために》
【ストーリー】夢や目標をもってほしい
【経過】自主性を育てることをめざす
【学校へ】通常学級へ行くか、特別支援学校に行くか
【職場へ】AAPEPで適職がわかってくる