内容説明
著者が主に2012年以降に発表した情報法関係の論文を,テーマごとに4冊の論文集としてまとめる。本書はその第2弾。医療ビッグデータ,データ・ポータビリティ権,忘れられる権利,統計データの利活用──個人情報の保護と利用をめぐる最先端の議論に触れる。
目次
第1章 医療情報
第1節 医療情報の保護と利用/第2節 次世代医療基盤法──医療ビッグデータの利用と保護
第2章 消費者情報 第1節 消費者保護と情報管理/第2節 データ・ポータビリティ権について
第3章 教育と個人情報保護
第4章 グローバル化と個人情報保護──立法管轄権を中心として
第5章 検索サービス
第1節 「忘れられる権利」について/第2節 検索サービス事業者の削除義務/第3節 検索サービス事業者の法的責任/第4節 検索サービス事業者に検索結果の削除の仮処分が命じられた裁判例
第6章 統計情報 第1節 全面施行された新統計法と基本計画/第2節 統計データの利活用に向けた統計法の改正
第7章 弁護士会照会 第1節 弁護士会照会に対する報告を受けることについて弁護士会が有する利益/第2節 弁護士会照会に対する報告義務確認訴訟
第8章 宇治市住民基本台帳データ漏えい事件
第9章 一部不開示決定の取消訴訟における主観的出訴期間
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