三重の叡智

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三重の叡智

  • ISBN:9784864511858

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内容説明

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象徴を用いた秘儀参入への道!
フランス革命前後に現れた、謎に満ちた不死の男、サンジェルマン伯爵の現存する唯一の自筆の神秘学書!
錬金術もしくは魂の化学、エッセネ派、カバラ主義、アレクサンドリアのヘルメス主義(エジプト神秘主義)の三つの鍵を用いて意味を読み解かなくてはならない。
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『三重の叡智は』18世紀、異端審問所の独房内でサン・ジェルマン伯爵が書いた物語で、現存する唯一の手稿。フランス・トロワ図書館で発見された。全部で95枚の紙葉は片面のみが使用され、字体、アクセント記号、綴りとも、みごとなフランス語であったという。全編にわたって象形文字や魔術的シンボルや図形、古語と思しきペルシア語・ギリシア語・シリア語・ヘブライ語・アラビア語・楔形文字にあふれ、彼自身が描いたとされる図版が19枚紹介されている。
『三重の叡智』は初心者向けの手稿ではない。真の探求心と熟考を重ねる姿勢のみが、これらの象徴記号に隠された複雑な糸のもつれをほどくのである。文章の内容については、極力わかりやすいよう配慮してはいるものの、一行一行が謎に満ちている。本書を精読し、絶えず内容を振り返って瞑想すれば、これが「世に知られる、最も貴重な神秘学の手稿」と言われてきた理由が納得できるに違いない。(解説者の言葉より)
著者について
サン・ジェルマン伯爵:錬金術師と噂された、謎に満ちた貴族。18世紀中頃、フランス社交界に登場した実在の人物。莫大な資産を持ち、あらゆる言語を話し、作曲や絵も描き、化学や薬学にも精通していた。秘薬による不老不死のため、2000歳とも3000歳とも言われ、多くの時代で目撃された。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yume

1
進歩の道と堕落の道は隣り合わせで、隠されている宇宙の真理に近づくためには神を信じる強い意志と精神力が不可欠なのだ、とこの本を読んでいて感じました。子どものような心で読めば物語としても楽しめますし、著者本人に関心のある人ならばこれが単なるストーリーではないことを直観するでしょう。しかし実際に何を言わんとしているかをこの抽象的すぎる語りから探るのは至難の業。翻訳者の解説が非常にありがたかったです。図版も多く載っていますが、すべてがシンボルであらわされているので、もっとシンボルについて学んでみたくなりました。2018/07/26

おっくん

1
それなりに読み込んだほうだと思うんだけど、よくわからなかった。これは左脳覚醒者が読むべき本ではないんじゃないか。右脳覚醒者が読んだらいい本なのかもしれない。イメージに例えてあるのばっかりだし。 不老不死は錬金術を使っているらしいことくらいですかね。2016/01/30

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