講談社文庫<br> 赤壁の宴

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講談社文庫
赤壁の宴

  • 著者名:藤水名子【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2020/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062634632

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内容説明

中国の後漢末、群雄割拠の時代に、きら星のごとく現れた、眉目秀麗な呉の武将・孫策。彼に幼少から従い、補佐した周瑜。宿敵・曹操の大軍に立ち向かう、少数精鋭の呉軍。中原の覇をかけ、赤壁の戦いの火ぶたが、切って落とされようとしていた。孫策と周瑜の若き2人の獅子を、叙情深く見事に描ききった「三国志」絵巻! 女だから書けた豪華絢爛「三国志」!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

18
久しぶりに再読。相変わらず孫策が死んだ後の周瑜が未亡人にしかみえない。共依存だし、性質悪いよなあと孫策にも周瑜に対しても思うんだけど、どっちかというと孫策のがひどい。史書や小説に英雄として描かれている人であっても、内面の描写だけに妄想を向け続ければ、こういうこともあったのかもしれないよなあとは思う。昇華しようもなく発酵し続けるだけの想いだから、逆にきついんだろうな。2015/05/03

BIN

9
まさに女性が描いた周瑜。孫策とのつれない相思相愛ぷりは凄まじく、特に孫策亡き後の周瑜はまさに未練たらたらの後家ぷりです。一応歴史の話はしてますが、二人のBL的なやりとりばかりです。肉体関係合ったほうが割り切れたかも・・・てのはちょっと。。。三国志と思わずに読めば読めた。2018/04/26

更紗

8
女性向けの三国志。周瑜と孫策のプラトニックな関係。これはこれでおもしろかったです。2013/11/13

のんたん 

3
周瑜はともかく孫策がなぜ赤壁なのかって思ったが、読み終わった今でもなぜ『赤壁の宴』なのかがわからない。入ってはいけない世界に足を踏み入れてしまったようなGLチックな小説に、三国志という歴史小説ではないと思った方が良いと思います。2016/05/03

kaoru

3
三国志が好きで、題材にとったものを見つけると嬉しくなり、つい手にとってしまう。この作品は三国のうちでも呉視点のもの。そして呉視点にありがちなBL系でした。これは誤算。それから、周瑜と孫策以外はみんなばか、みたいな書き方になっているのでちょっと読んでいて物足りなかった。 三国それぞれの特徴で力が拮抗しているからこそ、三国志は面白いのだと思っている人間の感想です。2014/01/30

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