内容説明
幻の動物・ツチノコを求めて、大和で変死した、セイケンの高校生。死因は、ツチノコによる咬毒死? 古老は、ツチノコの祟り説を譲らない。続発する変死の謎を解く鍵は、意外や意外、ピタゴラスの定理と江戸小咄にあるというのだが……。現代の高校生群像を描いては他の追随を許さない、乱歩賞作家の青春推理第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
detu
17
小峰元第二弾。これも昔の書庫より。殆ど内容は忘れてた。ただ株式の仕手とモダンジャズナンバー、テイクファイブが4分の5拍子だというのをこの話で覚えた記憶。他のレビュー読んでみるとかなり辛辣。現代のミステリファンには物足りないのも頷けないではないが、大和地方の故事やら万葉集やら小ネタもりだくさんで往年の読者としては、読んだ当時が懐かしい思いでありました。2020/05/14
カニック
7
この作品は小難しくしているだけで、イマイチでした。2024/10/15
彩女
5
ミステリーとしては薄味でしたが、登場人物の昔気質な強烈な個性は読んでいて面白かったです。雅美と爺さんの掛け合いと沓野がいい味出してる!!2012/06/25
まろんぐらっせ
2
アルキメデスが復刊されたからすぐに同じ出版社から残りの作品が続投するものと思っていたらなかなか発売されない。期待してたんですが、こういう作品は表紙さえ変えれば絶対売れると思う。発売されなきゃ仕方ないのでめっさ古~い文庫を偶然見つけ買ってきちゃいました。2009/12/03
コマンドー者
1
乱歩賞受賞後の1作目となる長編。前作の学園青春推理っぽさはなくなり、印象としてはやや落ちる感じがしてしまった。そこそこ面白いのではあるが。2024/07/20
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