内容説明
「好き」は「勇気」にかわるはず――! 高1のゆめは、中学のときから片想いしている本城先輩に、バスケ部で再会する。けれど、過去にトラウマがあり声のコンプレックスのせいで先輩とうまく話せずにいた。バスケ部の沙月や新田先輩のおかげでやっと仲良くなれた、その矢先。「また明日」と言ったのに、先輩は学校に来なくなってしまう。最初はとまどうゆめだったが…!? 恋にひたむきな高校生の青春物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
277
ど直球な青春恋愛小説。主要な登場人物が少なくて大変助かります。ヒロインの相沢ゆめは、声にコンプレックスを持って居てね。儂の中学時代のクラスメイトに、声が2オクターブ位高い娘が居たので、脳内再生余裕です。それに、当時の男子女子はそれなりの距離感を保ちますが、それを踏まえればそこそこ話とかしたので、その苦労も多少は理解出来ます。喉元を抑えながら「低い声は出せないんだよね」なんて苦笑い(?)で言っていた様な。本書はね、ど直球故にね展開は読めるけど、それが良いのかも。心にある毒が浄化されるよ( ¨̮ )。2024/05/08
よっち
31
中学のときから片想いしている本城先輩に、バスケ部で再会した高1のゆめ。過去にトラウマがあり、声のコンプレックスのせいでうまく話せなかった彼女が、先輩のピンチに頑張る青春小説。話すのが苦手でも地道にやるべきことを頑張る彼女の姿があって、友人の沙月や新田先輩のおかげもあって先輩との距離が少しずつ近くなっていった矢先の突然の急変。でも先輩に後悔だけはして欲しくないと、どうするのが一番いいのか、ゆめは生懸命に考えて頑張っていましたし、そんな彼女のことをきちんと見てくれていた先輩との関係を応援したくなる二人でした。2020/01/22
メル 6さんとペア画中
14
読了しました〜⭐最近は、ミステリーを沢山読んでいたので、恋愛系が新鮮でした。勇気と希望が溢れる物語だなぁと思いました。「傷つけた時と、後悔したくない時」は、言葉にして伝えるんだよという本城先輩の言葉が心に残りました。言葉で伝えることの大切さを改めて気づきました(^^♪一言で相手を元気にすることができる。沢山のことを学んだ本でした✨感動もあり、キュンもあり、とても面白かったです🎶2021/10/03
Fiver
10
『言いたいことが言えない自分も、こわくてふみだせない自分もキライ。でも先輩に出会って、変われる気がしたんだ。』って…。はぅ〜♬*゚素敵なお話でした✨…現実逃避2020/04/05
栗山いなり
3
恋に一途な女子高生と周囲の人々によって繰り広げられる恋物語。一種の難病物でもあったな2021/08/08