内容説明
朝日新聞で話題沸騰! 「かんぽ生命 不適切販売」の一連の報道を書籍化。高齢客をゆるキャラ呼ばわり、偽造、恫喝……驚愕の販売手法はなぜ蔓延したのか。過剰なノルマ、自爆営業に押しつぶされる郵便局員の実態に迫り、崩壊寸前の「郵政」の今に切り込む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うつしみ
11
09年民主党政権は完全民営化路線を凍結。13年政府が震災復興財源を日本郵政株に求めた事で経営層は株価維持が至上命題となった。政府>経営陣>社員のヒエラルキーで組織は硬直化。新しい発想は潰され問題からは目をそらす企業風土が醸成される。続くマイナス金利政策で主力の貯蓄型保険もゴミ商品化。碌な商品がないのに事情も省みず上はノルマ達成を強い、契約件数さえ増えれば表彰され報酬がつく。かくして高齢者を食い物にする詐欺紛いの弱者ビジネスに成り下がったという訳だ。日本社会の悪い部分を煮詰めたような話に憂鬱な気分になった。2024/04/13
かんがく
9
地域密着でフレンドリーな「郵便局員さん」の立場を利用して、ノルマ達成のために詐欺まがいの悪質な契約を高齢者に対して行ってきた罪は重い。救いがなさすぎて、読んでいてしんどくなってしまった。2021/06/29
チェアー
8
今回のかんぽ問題はカバーしていなかったので、ほとんど初見の感覚で読んだ。以前から郵便局職員へのノルマは問題だと思ってきたけれど、中途半端な民営化でさらに問題が拡大した結果が今回の不祥事だと思う。識者はさらに民営化を進めることが必要、とするが、そもそも保険事業や金融事業が必要なのか。郵便という生活インフラとそれらの事業を一体運営することが問題の根源にあるのではないかと思う。 今後、さらに注視していきたい。2020/05/20
ひやしなむる
5
日本郵政グループは、正規・非正規合わせて40万人が働く超巨大組織だ。この規模ゆえに、現場と経営者側とで意思疎通が図りづらい面もあるだろう。政府とのしがらみで、柔軟に動きづらい面もあるだろう。でも、だからこそ、経営者には現場、そして何よりお客の側を向く努力を怠らないでほしいと思った。普段お客と接している多くの局員は、朗らかでいい人たちなんだ。ここで一度全部膿を出しきり、そんな彼らが幸せに、胸を張って職務を全うできる企業になってくれることを、切に願う。2020/03/22
kashimacchi
5
ここまで顧客をないがしろにして保険を販売していたとは驚き。もちろん一握りの職員がやっていたことだが、それを見抜けない会社も会社。民間ではありない。 今後一層の高齢化社会を迎えるにあたりいろいろ考えさせられた。2020/03/14
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