日本経済新聞出版<br> ゼミナール ゲーム理論入門

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日本経済新聞出版
ゼミナール ゲーム理論入門

  • 著者名:渡辺隆裕【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 日経BP(2020/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 1,050pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532133467

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内容説明

【経済学から政治学、経営学まで、いまやゲーム理論抜きでは理解は不可能だ。基礎知識から実際の意思決定にどう生かすかまで、事例を駆使して親切丁寧に解説する、待望の包括的テキスト】
●意思決定を科学する
ゲーム理論とは複数の意思決定主体が、その意思決定に関して相互作用する状況を研究する学問。意思決定主体とは、個人であったり、企業であったり、時には国家であったりし、現在考えている問題で、1つのまとまった意思決定ができると認識できる単位である。このような、意思決定をする主体が2 つ以上あり、それらが相互に影響を及ぼしあいながら意思決定を行う時に、どのように行われるか、又はどのように行われるべきか、に対する理論がゲーム理論である。例えば、新製品の開発を行う企業の意思決定は、同業他社の決定に大きく左右されるであろうし、国家間の交渉で、強硬に出るか妥協するかなどは相手国の出方に影響を受けるだろう。自分が意思決定を行うときには、「相手がどうするか」を必ず考えなければならない。そこでは「自分たちがこうすれば、相手はこうする。だから自分たちのとる戦略はこうだ」と相手の出方を考えて、意思決定を行わなければならない。ゲーム理論は経営や政策を初めとする複数の主体の利害が絡むような意思決定の場面を「ゲーム」と捉えて分析しようとする意思決定の科学である。
ゲーム理論は1970 年代,80 年代の研究の成果を経て、90 年代からは経済学の中心的な分析手法として盛んに用いられるようになった。現在は経済学以外にも応用範囲を広げ、経営学・社会学・政治学・法学・生物学などの多くの分野に用いられている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

10
入門からかなり高度の理論までをわかりやすく説明してくれています。図や表をうまく使用していて例題も多く、ポイントというところでその節などの肝をうまく書かれています。わたしみたいな年寄りでも少なくとも最後まで読み通せたということはこの著者の目論見が当たっているということではないかと思います。2013/12/14

kusano

6
人にオススメできる入門書って実は自分の中ではあまりなかったので,復習がてらさらっと読んだ.例が豊富で記述もかなり噛み砕いてあり,読みやすい.入門書ではあるものの,メカニズムデザイン,投票理論,不完全記憶などアドバンスな話題にも逐一触れており好感が持てた.2013/02/21

hiyu

4
後になるほどややこしくなりページを進めるのがどんどん遅くなっていった。しかし、極力理解しやすいようシンプルにしているという印象。入門編で頭が相当疲れたのでこれ以上難しくなるとちょっと困ることは困るが。2022/11/04

富士獣

4
文系学部講義向け?のゲーム理論入門。一般性を失わないような微積式や文字だらけの式は用いず、かといって猿でも分かる的な直感的な説明に終始せず、教養としてはほどよい厳密さでゲーム理論を学べる(と言いつつ旧帝のCS専攻院生向け講義の指定教科書だったが) 1冊でかなりゲーム理論を俯瞰できた。練習問題も豊富で(90分×15回の講義として学ぶには)ほどよい分厚さのいい本だと思った。 2019/08/10

ムンムン

3
500ページという大部だが、あくまでゲーム理論入門。わかりやすく一から教えてくれるなという印象。2018/09/12

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