内容説明
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「遠距離のままでは親不孝」「いずれ同居しなくては・・・・・・」、そんなふうに思いこんでいませんか?
「高齢者の76%は子どもとの同居を希望しない」というデータもあり、呼びよせたり、実家に帰るのが高齢の親にとって幸福とは限りません。
「いざという時、すぐに駆けつけられない」「親戚に『親不孝者』となじられる」「入退院のたびに帰省できない」
「帰省の交通費が家計を圧迫して苦しい」「自分だって若くないのに、通いが体力的につらい」「仕事や育児との両立が困難」
「施設に移って欲しいのに、『この家で死ぬ』と親が言い張る」・・・遠距離介護にはたくさんの悩みがつきまとうのは事実。
ただ、ほんの少し考え方を変えるだけで、自分の家庭・仕事を犠牲にすることなく、また親の幸せを損なうことなく、別居のまま介護を続けることは可能です。
元気な時、倒れた後、いざという時――本書では、それぞれのケースで遠距離・中距離で介護を「マネジメント」するための考え方のヒントと実用情報を紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーさん(^-^)
37
とても参考になりました。項目別になってるし分かりやすい解説。父の施設を考えたときにも参考になりました!まだ介護を必要としてなくても遠距離の人は読んでおいても良いですよ!
更紗蝦
29
経歴を見た限りでは、著者の持っている資格はAFPのみで、介護の現場に「介護のプロの第三者」として関わった形跡がなく、あくまで「ジャーナリストという立場の第三者」として取材した経験のみで書かれた本だということを念頭に置く必要があります。介護で生活が破綻してしまうことを「自滅」と表現しているところに配慮のなさを感じます。これでは「準備が足りなかった自分が悪い」という自業自得論に当事者を落とし込んでしまう可能性があり、「罪悪感を持たないようにしましょう」という自らのアドバイスを無意味なものにしてしまっています。2020/06/10
空のかなた
25
実際に遠距離介護に直面し当惑している相談者の問に、著者が蓄積してきた知見をもって「寄り添い、回答し、諭す」形式になっているのでとても実用的。決して押しつけがましくなく、1つ1つの難題に真摯に応えてくれる。実際に遠距離介護になる前に、一度読んで置くことでパニックを回避できるし、親との会話や接し方の中での事前の準備も可能。それはとても大切なこと。お勧めできる1冊です。2023/12/28
panashe
23
読友さんお薦め本。とても参考になった。親の介護が必要になる前に、何となーくでも読んでおく事をお薦めする。親が他界していても、将来の自分について子供と話し合う事も必要だと思う。40歳から支払いとなると介護保険料の使われ方、使い方って当事者にならないと知らないもんね。2022/08/21
カッパ
13
うん。色んなノウハウが書かれていた。自滅したくない。メリットだってたくさんある。 引取ることだってしなくてもよい。母親は都会では暮らせない。よし!元気もらった。2021/11/10