講談社文庫 逆流の殺意 水上着１１時２３分の死者

著者名：津村秀介【著】

講談社（2020/01発売）

• ISBN：9784062648882

内容説明

大阪で会社員の男性が、そして水上温泉で美貌の人妻が、同じ日に刺殺された。死体に残された凶器の出刃包丁が同じメーカー製で、男女の身元がともに横浜だったことが、二つの事件を結んだ。捜査線上に次々浮かぶ容疑者。だが彼らには、鉄壁のアリバイが。浦上伸介が時刻表を駆使しアリバイトリックに挑む、傑作長編ミステリー。二つの刺殺事件を解くカギは、台風１７号？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ディープなつまみぐい]

同じ日に別の場所で2人がが刺殺されるという、殺人事件から始まるミステリー。旅情ミステリーの楽しさとストーリー自体の安定感もあり、一気に読了。

2025/06/23