内容説明
剣と茶に命を賭ける魂熱き乱世の武士(もののふ)たち。千利休門下の7人の侍、古田織部、高山右近、荒木村重らの鮮烈な生! ――戦国時代、千利休の門下には、さまざまな逸材が、雲の如く集まった。信長に弓ひいた荒木村重や、キリシタン信仰に殉じた高山右近、師をも凌ぐ美意識の持ち主の古田織部ら、7人の弟子は、いったい何を求めたのか? 茶の湯に人生の真実を賭け、反逆の熱き心を燃えたたせた武将たちが織りなした、乱世の人間曼荼羅(まんだら)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
利休の高弟7人をそれぞれ描いた短編集。利休七哲自体人それぞれですが、この作品では荒木村重、高山右近、蒲生氏郷、細川忠興、織田有楽斎、前田利長、古田織部です。個人的には前田利長なんて利家の息子で影の薄い、無能な人物という認識ないのですが、利休の高弟に入っていたのがびっくり。前半は結構キリスト教が多いし、特段茶道中心に書かれている訳ではない。短編なのでお手軽に知ることができます。2013/11/21
renren
2
利休の高弟のダイジェスト的な人生を語った本であって、茶道や利休との交流にスポットライトを当てた本ではない。後者目当てだったので肩すかし2016/10/26
amr
1
あんまり茶道の話とかではなかった。利休七哲それぞれの人生を追った短編集で、そこに時折利休や茶の湯についての話が垣間見えるかんじ。もっと茶道に関わるような話が読みたかったかなー2014/01/27
-
- 電子書籍
- ARMORED CORE VI FIR…
-
- 電子書籍
- 働かないの れんげ荘物語 ハルキ文庫
-
- 電子書籍
- オシリスの天秤 Target07-1【…
-
- 電子書籍
- 文野さんの文具な日常 1巻 ゼノンコミ…