講談社文庫<br> 九十八歳になった私

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講談社文庫
九十八歳になった私

  • 著者名:橋本治【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2020/01発売)
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  • ISBN:9784065183304

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内容説明

こんな作品は橋本治以外の誰にも書けない。
内田樹氏、欣喜!

人生百年時代に捧ぐ、橋本流・老後賛歌。

一体今日は、いつなんだろう? もうすぐ九十八だ。多分。ゆとり世代(もう五十だけど)の編集者に「戦後百一年」なんて原稿頼まれたり、ボランティアのバーさんが紅白饅頭持ってきたり。東京大震災を生き延びた独居老人の「私」が、老境の神髄を愉快にボヤく人生賛歌の物語。ああ、年をとるのはめんどくさい!

目次

九十八歳になる私/九十八歳になった私/国会解散の巻/ロボット君の巻/病院に行ってましたの巻/女はこわいよの巻/プテラノドン退治の巻/九十九歳になっちゃうじゃないかの巻/メロンの娘の巻/たまには起こせよなんとかメントの巻/カナブンに寄せる思いの巻/死にそうでなぜ死なないの巻/人生は消しゴムだの巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

467
読んだ・・・としたが、実は1/4くらいで挫折。ときどきピカりと光る名言もある中、まさに老齢化の進んだお年寄りの繰り言を聞いているようで楽しくない。ほかに読みたい作品がたくさんあるので・・・。2023/05/29

じいじ

81
あと30年! 自分は「こうなっているだろう?」と作家・橋本治氏が、空想・妄想をめぐらせた私小説。氏の年とともに、その頑固さにも拍車が掛かり面白い。あまりに奇想過ぎて爆笑してしまう場面も…。歳をとっても過去、現在、未来の区別がつくうちは、まだ大丈夫…と強気に仰る。齢八十を直前にして私も、九十八歳までは自信はないが、願わくば八十八歳(米寿)までは呆けずに愉しく本が読めればありがたい、と思っている。残念ながら、著者の橋本氏は、道半ばにして鬼籍に入られてしまいました。〈合掌〉2020/12/31

猫丸

9
私もさいきんいよいよボケてきたようだ。さっきなんて歯を磨いて水をぶくぶくやったあと、洗面台脇のゴミ箱に「ペッ」とやりそうになった。違う違うそうじゃない、と我に返ってよかったものの、どうも心ここに在らずなんだな。この前は、自然数の二乗逆数の無限和について考えていて(pi^2/6に収束する)、この級数の名前自体が半日ほど出てこなかった。ゲーデル、エーテル、アーベルなど語感の近いところをさんざん徘徊したあげく、不思議なもんだね、前置きなく突然「バーゼル級数」を思い出した。まだらボケというやつだな。2026/02/28

takataka

1
★★★☆☆当時68歳の著者が30年後の近未来小説という想定のディストピア小説。2018年に単行本で出版されたが、その翌年に逝去されている。小説ではいやでも長生きしていた氏だが、現実は早すぎる死だった。氏の評論は読んでいたが小説は「桃尻娘」以来かもしれない。長すぎる生を生きる老人とはさもありなんと思わせるハチャメチャぶりだ。2024/05/29

takao

1
ふむ2023/10/31

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