新潮文庫<br> ミーツ・ガール(新潮文庫)

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新潮文庫
ミーツ・ガール(新潮文庫)

  • 著者名:朝香式【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2020/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101013411

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内容説明

この肉女を、なんとかしてくれ! 大学一年のワタベは、巨体で激臭漂う熊堀サトミと隣の席に。すぐアパートに居座られ、コンビニのホットスナック「マンガ肉」を日夜買いに走らされる。そんな生活が三ヶ月続き、遂に熊堀を追い出したワタベ。だが十年後、彼女がバーの店長をしていると知り……。R-18文学賞大賞受賞作を含む、不器用な男女の激しく切ない恋愛小説集。『マンガ肉と僕』改題。(解説・杉野希妃)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりこんぐ

74
朝香式さん初読み。『マンガ肉と僕』改題。また好きになれそうなR-18出身の作家さんに出会った✨ 大学で知り合った僕と巨漢の熊堀サトミ。草食系男子が押し切られて、アパートに居着く様になってしまった女。こんな始まりからの連作短編集で、どんどん面白くなっていく。サトミの太っている理由が切なかった。10年後に出てくる格子丸やペリカンさんなど、みんなキャラが立ってて良かった。忘れられないフレーズ、「肉は友達」🍖w 次作が楽しみな作家さん。【積読3】2019/09/04

mr.lupin

47
R18-文学賞受賞作品。表紙のコミカルな女性と、その頭の上に載ってるマンガ肉のイラストに牽かれて、手に取った一冊。コメディタッチの内容かと思っていたが、意外にもシリアスな内容でどちらかと言うと、ある意味恋愛小説的な内容だった。でてくるキャラクターもみんな個性的で楽しめた。しかし、一番最初の"肉女"にはまいったな~ そこからの展開が面白かったけど。 ☆☆☆★★ 2022/01/26

ピロ麻呂

35
冒頭からキャラの濃いサトミちゃんに圧倒されちゃいました(^^)でも、サトミちゃんが肉女と化したのには深い理由があったんやね。アルパカ男の本城の言葉がとても印象的。「人間関係は相対的」「自分はこういう人間だ…というのは主観であって、実際どういう人間かは接する相手によって変わるもの。」本当にその通りだと思う。2019/08/10

ナチュラ

25
表紙のポップさに惹かれて購入。 始めは気弱な青年が肥えた女性に居座られたり言いなりになっていたりしてコメディタッチな話かと思いきや……。真面目なラブストーリーな展開にシフトしてくる 主人公交代型の連作短篇集。 最後の章はちょっと不思議な話。2019/08/12

Mayrin

10
コメディーチックですが、以外と中身が深く面白かった。2019/08/12

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