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内容説明
どうしたらお金持ちになれるのか？ それは足元に落ちている一円玉を拾うことからはじまります。景気の動向を見きわめて、貯め、儲け、ふやす極意を伝授。
目次
１ あなたにはお金持ちになる素質があるか？
２ 日本はなぜお金持ちになれたのか
３ 財産としての不動産を手に入れる
４ 手に入れた財産をうまく活用するには
５ お金をふやすには株式投資から
６ お金儲けがうまい人の知恵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
54
個人的には一昔の考えかなと思いました。クレジットカードは使わない。不動産をもつ。株を買うなど難しいは〜。でも種銭を作るという内容はよかった。10万円貯めたら10万円の景色。100万円貯めたら100万円の景色。貯金することによって可能性が高くなるということがいいとこ。2019/09/21
タルシル📖ヨムノスキー
23
大金持ちになりたいとは誰しもが思うこと。このどうやったら大金持ちになれるのか、どういう人が大金持ちになれるのかを簡単に解説してくれるのが本書。本文中にあった「貧乏な人とはお金がない人ではなくて、収入があってもすぐに使い果たしてしまう人」というのは納得。ましてや入ってくるであろうお金を当てにして買い物をするなんて…。だから私は住宅ローン以外は未だに「いつもニコニコ現金払い」、最近流行りの電子マネーについても、必ず現金でチャージしてから使うようにしている。大切なのは節約して貯めたお金をどうやって増やすか。2023/01/21
ひと
15
お金の神様、故邱永漢先生の理財論。まずは倹約によってタネ銭を貯めること。そのタネ銭を使って集中投資で資産を増やす。現金、株、有価証券)、不動産への財産三分法はその先の話。世の中の、人とお金の流れに注意を払うこと。これからは高度成長期のような資産の値上がりは考えにくいので、不動産投資を行う際にも基本はインカムゲイン。借金を活用するには賃料収入の中から返済できる額に抑えるのは必須ですね。時代背景の違いか、インデックスファンドでコツコツ投資のような話は全く出てきません。東南アジア不動産に挑戦してみます。2017/04/19
パラオ・スパニッシュフライ
8
著者が生きてきた時代を振り返りながらお金を稼ぐ人はどんなことをしているのかを述べています。戦前の闇市から高度成長期、土地バブルからその後の停滞まで、日本経済を生で体験しただけあって説得力があります。で、やはり株と不動産がお金を増やすカギです。でもお金の流れを読んで運用しないとあっというまにすっからかんになる。お金の浮き沈みは経験しないと器となって大きくならない。ちょっと前の経済状況を踏まえて書かれた本だけど、いろいろと考えさせてもらいました。2019/08/21
ふろんた
7
中高生向けに書かれた内容なので、金融用語を最小限に留め、平易な言葉で書かれているのだが、自分にはむしろわかりにくかった。要は倹約と努力、そして、変化に敏感ですぐに行動できる柔軟性を持っていること。2012/09/12
