RYU COMICS 大昭和怪人伝

著者名：横尾公敏

徳間書店（2019/12発売）

• ISBN：9784199503290

内容説明

時の首相が「もはや戦後ではない」と宣言し東京タワー完成・新幹線開業・オリンピックや万国博の開催と高度成長に沸き立つ世間の裏側で先の大戦の陰を背負いつつ生きる男たちが居た…傑作読み切り連作待望のコミックス化!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[辺野錠]

ロボット残党兵戦後編。殺伐とした本編とは打って変わったみんなのその後が読めるのがいい感じ。ハリマオの爺さんや優子さんが健在なのにも安心した。プロレスに東京タワーにオリンピックに万博と戦後感が溢れてるのもいい感じ。ゴジラ的な怪物の登場もニヤニヤとさせた。第一話の東京タワーをバックにした老機械化兵士の絶叫が戦後編を印象付けるという意味で印象的だった。東京タワーの設定はロボット残党兵世界らしい設定。うん、続きがもっと読みたい！　特にハリマオタクシーの話が気になる。

2013/03/08

[北白川にゃんこ]

戦争は終わっても機械化人は生きていく…

2023/12/22

[葱]

ロボット残党兵の戦後日本だと、アレとかコレとかそういうものになりますかと笑いつつ楽しみました。しかし嫌な東京タワーだなあ（褒め言葉）

2013/02/13

[mimi]

三船や森が幸せそうで、本当によかった。なんかそれだけで読んだ甲斐があった…。ていうかあとがきで『「最初に考えてたロボ残」はこれ（大昭和）』みたいな発言してますが、いや、編集の慧眼恐れ入ります。大昭和から読まされたら本投げるわ（笑）

2013/03/14

[ariuchi]

前作の内容がハードだっただけに、三船さんの青春を取り戻している感にほっこりします。

2013/02/25