アメリカ民主党の崩壊2001-2020

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アメリカ民主党の崩壊2001-2020

  • 著者名:渡辺惣樹
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  • PHP研究所(2019/12発売)
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  • ISBN:9784569845715

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内容説明

アメリカ大統領選挙(2020年11月3日)が近づいてきた。「ウクライナ疑惑」で窮地に立たされているかのように見えるドナルド・トランプ大統領だが、日米のメディアとも、アメリカの真の姿を伝えていない。トランプ大統領の人気は依然として高く、非白人からも支持を集めている。他方、第二次大戦後になって「弱者のための政党」に変身したアメリカ民主党は激しく左傾化し、いまや分解(自己溶解)の危機にある。本書は、2020年のアメリカ大統領選挙の観戦マニュアルであるが、その後に訪れるであろうアメリカの政治風土の変質も予言する。アメリカの政治状況は、日本語に翻訳された昔ながらの二次加工情報だけで理解することはできない。日々激変する生の政治風景を見ながら、同時に、「コンドラチェフの波」(大きなうねり)も押さえることが必要だ。2016年の大統領選でトランプ大統領誕生を予言した著者による渾身のレポート。誰も語らなかった世界激変の真相が明らかになる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

77
トランプ勝利を予言した本書を今読むことに意味はあるのだろうか。そうした疑問は当然にある。しかし民主党が政権を握った今だからこそ、その正体を知っておく必要があるだろう。そしてその方法はアメリカのメディア、日本のメディアの報道では殆ど知らされることがない事実を確認していくことでなければならない。なぜならばアメリカにおいてもメディア報道にはバイアスがかかっているうえ、それを日本で伝えるメディアはさらにバイアスをかけて報道するからだ。 2021/01/17

Nori

4
2016年の選挙前にバラエティだけどある番組(日テレ)を見て、トランプの勝利も充分有り得るなと思った。その後結果が出ても、日本のマスコミ(特にTV)はしきりと珍事だと言い続けた。 今も変わっていない。 7/5のテレ東「池上彰の緊急生解説」も酷かった!! 何らの検証なしに「トランプ=共和党=悪」の視点から、提供する情報をコントロールした上、デュープス指向性の強い高畑某(女)、某マックス、鈴木某(女)に相槌を打たせて、思考の方向を制御しようとしていた。せめて、坂下千里子を入れて欲しい☺️2020/06/28

しんたろー

3
アメリカの民主党の惨さを理解するには良書。マジで面白かった2020/11/13

Kolon

3
アメリカの政治は民主も共和も魑魅魍魎である。 残念ながら、人間の社会の宿痾かも知れない。 いずれにせよ、ガッカリする程利己的なエリートが支配する世の中に何らかの希望を抱こうとしても、金の力には勝てそうも無い。 本書はそんな現実を教えてくれる。2020/09/05

めぐりん

3
弱者のための政党であった民主党が極左政党に変容し支持を失いつつある状況を整理。ややバイアスの掛かった見方に思えるが、白人ミドルクラスがLesser devilとしてトランプ大統領を選択したのみならず、一部黒人層まで指示している事実と整合的な面はある。2020/09/05

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