講談社文庫<br> 魔性の町(駅と、その町)

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講談社文庫
魔性の町(駅と、その町)

  • 著者名:眉村卓【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061858671

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内容説明

駅とその町の名前は、立身という。JR側の駅前にある昔ながらの商店街と、私鉄側の急速に発展する新興地を抱える、ありふれた郊外の町だが、この土地には<魔性>が棲むという伝説があった。実際、そこでは奇妙な出来事が次々と起きていた。鬼才が放つ、ほろ苦くて、ちょっぴり怖い異次元オムニバス・ミステリー! 不思議な味わいの異次元ワールド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

8
読んでて頭がぐにゃぐにゃした。SFのようでミステリーな感じ。同じ町内でも駅を挟んで開発に違いが出るのは田舎暮らしの私には良く実感出来る。昔からそこで生活している人が外から来て住み着いた人を何時まで経っても余所者扱いして、根拠のない優越感に浸るのは見に覚えがあるかも(^_^;)そんなぐちゃぐちゃした土地には何かがいてもおかしくないし。田舎暮らしの人に読んで貰いたいなぁ。2013/07/16

4
約25年前に文庫になった本。出版は30年ほど前なので、今はないもの(国鉄)の駅まわりが舞台。子供のころ、ワクワクしながら読んだタイプとは違うので、買った時は微妙だったと思う。2018/03/09

酔花

3
あらすじにはオムニバス・ミステリーとあるが、一応連作要素もある。『世にも奇妙な物語』を3倍薄めたような作品が並び、眉村卓にしては凡作の域を出ない。手慰みに書いた作品という印象。2014/11/03

ナンさん

2
ショートショートより長編の方が作者の持ち味が発揮されている印象。一片一片が独立しつつも最終回にはしっかりと伏線が回収される仕掛けは良い印象を受ける。2021/01/21

よっちゃん

2
眉村作品。書かれた時代が感じられる作品。謎を残したまま消えていく一体どこに行ってしまうのか。怪異とは何かすでに読んでいると思っていたが初めて読んだ最も何十年も前からタイトルは知っているので思い違いのようだ。2020/05/05

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