内容説明
ドイツ社会の仕組みとそれを作り上げているドイツ人の考え方と価値観を歴史的・文化的背景から読み解いて、さまざまな変化に対処していくドイツ社会とドイツ人の姿を描きだします。
第1章ではドイツ人の日常から、ドイツ社会の多様性を取り上げ、彼らの信条や価値観を探っていきます。
第2章ではドイツ社会の根幹をなす5つの要素、「連邦共和国」、「キリスト教文化」、「社会福祉国家」、「多民族国家」、「EUの中のドイツ」をキーワードに、ドイツ社会の文化的・歴史的深層に分け入り、ドイツとドイツ人をより深く理解します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
30
将来のドイツ移住のために。Deutschland verstehen 移民、EU、ドイツ人の考え方がとてもよく分かったが、内容が濃すぎて読むのに苦労した。著者は、さすがにドイツ大使館勤務だけはある EUでは、南北問題があるとか、堅実な北側(ドイツ、スカンジナビア諸国、オランダ)と楽天的な南側(地中海沿岸諸国)、まあ想像出来る。2023/10/21
たろーたん
3
アンケートによると、ドイツ人が一番大切になもののは我が家と自由時間が断トツの一位と二位らしい(英国はこれが入れ替わる、フランス人は一位がお金、イタリア人は一位が出世らしい)。ドイツ人の給与額の中央値は税込みで約3209ユーロ(約41万7000円)と高いが、ドイツ人はボーナスがなく、せいぜい夏に支給される休暇手当と冬のクリスマス手当(給与一ヶ月分)で、手取りは税込み給与の60%以下だ。なお退職金もない。また、ドイツ人はヨーロッパの中でも有名な現金信奉者で、クレジットカードはあまり信用しておらず、(続)2023/10/24
-
- 電子書籍
- はなたん―ココは華咲探偵事務所♪―【分…