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内容説明
亡くなる数日前の謎の微笑、夢で別れを告げる患者、奇跡的な回復など、医療現場では、理解を超える現象が起きることがある。ビッグバンと神の存在、遺伝子と魂の関係、科学者のインスピレーションなど、現代科学で説明できない事象は、どう解釈すべきなのか。見えない世界について、東大大学院教授である現役医師と遺伝子の世界的権威である科学者が、科学の限界に触れ、宇宙と生命の神秘に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安南
32
矢作先生曰く「東日本大震災の現場には地縛霊が多いそうです。あまりにも急なことだったために、自分がすでに亡くなっているという事実を受け入れられない方がいらっしゃるわけですね。そうした地縛霊が人間に憑依するケースがあるそうです。憑依された本人はそのことを理解していませんから調子がわるいと医師にかかってもお手上げで〜」地縛霊だって…。震災で愛するひとを亡くした方はやり切れない気持ちになるだろうな。とある山伏の談話として逃げ道を確保しながら書いているところも狡猾に感じた。2015/03/05
コーデ21
21
<ビッグバンと神の存在、遺伝子と魂の関係、科学者のインスピレーションなど、宇宙と生命の神秘に迫る> 矢作本3冊め! 当時まだ現役医師であった矢作氏と遺伝子の世界的権威である村上和雄先生の対談はとても刺激的でした✨ 異なるジャンルのエキスパートでありながら”見えない世界”についての捉え方は見事にシンクロしているような? これまでの一般常識では受けつけない部分も多いため、時間をおいてまた再読したいです^^2024/07/29
さきん
19
神や魂をしっかりと定義できて科学できる日がいつかくるのか研究者による対談。科学とスリピチュアルすれすれを議論し、一見オカルト文に見えるが、一生懸命、科学たるべく条件や方法を議論していた。感じた印象としては、まだ掴めていないなということであるが、もう20年経つと意志とか自己ぐらいは人工知能の発達相まって説明できるようになってくるのではないかと思った。2017/03/22
速読おやじ
17
科学者と医師が「見えない世界」を論じる。僕はこの手の話は好きだし、現代科学では説明できないモノがあると信じているのですんなり入ってきた。DNAは部品の設計図ではあるが命即ち魂の設計図ではないと言う。生物は遺伝子の乗り物であるというドーキンスのDNAや遺伝子至上主義を戒める。万教同根を説き、どの宗教であれ摂理は一つと説く。ビックバンで地球に生物が生まれたとするのは科学的な説明だけでは無理があり、何か特別な力が働いたのではないかと考えるのも決しておかしくない。人類がわからない事は無限にあるのだから。2024/03/09
Yukiko
14
今の常識的な日常は、サムシンググレート=自分を超えた普遍的存在が無いことを前提に成り立っているが、それがあるとして日常が動き始めたら、楽に生きられるようになるかも知れない。 日本の最高の知性の中に入るだろうと思われる2人の対話。2023/03/19
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