ロストフの14秒 日本vs.ベルギー 未来への教訓

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ロストフの14秒 日本vs.ベルギー 未来への教訓

  • ISBN:9784140818015

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内容説明

サッカーW杯2018ロシア大会。ロストフ・アリーナで行われた決勝トーナメント1回戦に進出した日本代表は、屈指の強豪ベルギーと互角の勝負を繰り広げる。後半アディショナルタイム、最後のワンプレーで勝負に出た日本だったが……。
大反響を呼んだNHKスペシャル『ロストフの14秒~日本 vs.ベルギー 知られざる物語』(2018年12月放送)が、待望の書籍化!
長谷部・長友・吉田など、様々な選手の貴重な証言を得て、日本人の記憶に刻まれた「14秒」のドラマを完全再現する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

18
18年W杯で日本代表はベルギー相手に、後半ロスタイムの本田のCKをキーパーにキャッチされてから、電光石火のカウンターを受けて敗退した。その間、僅か14秒。当時、TVの前で頭を抱えたことを覚えている。Nスペ取材班がその14秒間について、23台のカメラ映像の記録と、両チームの選手達やサッカー関係者に取材を行い、1時間番組と書籍を制作した。「江夏の21球」みたいだ。長谷部でさえ、取材まで14秒の映像は見れなかったという。相手のドリブルと対峙した蛍の証言はなく、取材拒否だろう。それくらい衝撃的な世界との差だった。2020/12/06

K・M

7
NHKスペシャル『ロストフの14秒』の書籍版。ロスタイムに繰り出された恐ろしいまでに速く美しい必殺の高速カウンターに焦点を当てる。ロシア大会ベルギー戦は代表史上最高の一戦と呼んでも過言ではない。驚くべき事に遠くベルギー代表にもインタビューを敢行し製作スタッフの熱意も感じる。オシムやザック、リティら識者の解説全文が掲載されるのは嬉しいが番組自体が良質な為書き起こしただけの本書の物足りない感は否めない、やはり圧巻のゴールシーンに勝るものはないか。衝撃の14秒に何が起きていたのか?永久保存すべき至高の一冊。2021/08/12

saboshi

6
POD1に勝つ、ましてや、決勝トーナメントで。とてつもない差があると感じる。 大体、代表の試合を見続けている自分も、ベルギー戦を滅茶苦茶楽しく興奮して観戦していたし、最後の本田のF CKもイケイケで応援していたし。あそこでカペッロのような対応は出来ない。でも、カペッロが日本の監督に合っているかというと違うと思うし。多くのインタビューアーの中で納得出来たのはオシム。彼に長期で、せめてW杯2回分はやってもらいたかった。 それにしても、ちょっとシツコイかなというくらい追求したけど、それに値する14秒だとも思う。2020/06/21

溝口晃平

5
【目的】ロストフの14秒を振り返り日本サッカーの型を考える。【要約】持ち前の攻撃サッカーで原口と乾のゴールで2点リードした日本。2点リードはサッカーでは難しい局面。3点目を取るか2点を守るか。ゲームプランがない日本に隙が生まれた。ありえないミスが予兆であり展開は大きく変わった。体格差を生かしたゴールでベルギーは同点とする。ロストフ14秒と呼ばれるカウンター攻撃で日本はファールで相手を止める選択をせず、逆転を許す。サッカーは技術、体力、判断を要する総力戦。チャンスはピンチ。【今後】サッカーの型を作りたい。2020/11/08

shinko0925

4
まさに日本サッカーにとって、未来への教訓。あの14秒に、関与したベルギーの選手がいて、同じくらい関与できなかった日本の選手がいて。世界トップとの差が凝縮されていた気がします。一方で、優勝候補との真っ向勝負、最後のコーナーキックで勝ちにいった結果であり、日本代表史上、最も美しい敗戦であったことも事実。忘れられない試合です。2023/01/16

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