内容説明
人は心の奥にしまってあるものがある。
ときめきを懐かしみ戻らぬ時間は切なく想いは儚く残る
年齢をかさねたからわかる男と女の機微
珠玉の一篇。本書は季刊『コンフォール』(ワック刊)二〇一五年No.12～二〇一八年No.27に連載された連作小説シリーズ十五編に、書き下ろし「偽パパ活」を加えて一冊にまとめたものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケニオミ
8
これもちょうど読む本に欠いていたときに、表紙のキャッチに惹かれて、図書館から借りてきた一冊です。短編集ですが、どの作品にも必要以上にタバコが描かれていたことが鼻につきました。（タバコを親の敵として嫌煙家としては猶更でした。）まあ、それなりに良い作品もありましたが、敢えて読み返すようなものはありませんでした。佐藤洋二郎はもういいです。2020/01/06
たかしゃん
0
やたらと煙草が出てくる本でした。タイトルはタバコに対する未練のことか?2020/01/31
