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内容説明
アップル、MS、アマゾンも……
グローバル企業で活用されるイギリス発祥のデザイン思考
独自ワークショップの威力とは
イノベーションを起こすための力をどのように鍛えていけばいいのか―。
本書では、今後我々が直面する超高齢社会などを見据えて、SDGs(持続可能な開発目標)時代における「イノベーション力」を向上させるための方策、課題解決法について紹介します。
ベースとなるのは「インクルーシブデザイン」の方法論です。
英ケンブリッジ大学発の方法論で、筆者が経営するインクルーシブデザイン・ソリューションズでは、
それに米スタンフォード大学の「デザイン思考」を組み合わせて、日本流のワークショップ「インクルーシブデザイン・ワークショップ」として国内で独自に展開しています。
私たちが開発したワークショップの手法には様々な工夫が凝らしてあり、段階を追って体験していくことで、参加者は未来の社会的課題を見据え、問題定義の糸口がつかめるようになっています。
本書では、これから求められる未来思考型リーダーの人材像をベースに、SDGs 時代の課題解決を進めるためのインクルーシブデザインの方法論、具体的なワークショップの手法などについて解説します。
このようなイノベーション力の向上と併せて、SDGs時代における企業組織の持続的な発展、また超高齢社会とどのように共生すべきか、その可能性についても探っていきます。
目次
プロローグ
第1章 インクルーシブデザインの威力
1-1 インクルーシブデザインと「リードユーザ」を理解する
1-2 インクルーシブデザインの好事例
1-3 インクルーシブデザイン・ワークショップの手法
第2章 実践 インクルーシブデザイン・ワークショップ
2-1 ワークショップの進め方
2-2 ステップ1 フィールドワークで「観察」する
2-3 ステップ2 「問題定義」をしてみる
2-4 ステップ3 「アイデア」を膨らませる
2-5 ステップ4 「プロトタイプ(試作品)」をつくる
2-6 ステップ5 「テスト」をして評価する
2-7 インクルーシブデザインを成功させるには
第3章 「未来思考型リーダー」になるために
3-1 求められているのは現在と未来、「両軸」の考え方
3-2 両軸で考えられる力を身に付けるには
3-3 「未来の問題定義」は市場優位を生み出す
3-4 未来思考型リーダーの行動様式とは
3-5 組織の問題を乗り越える
3-6 企業が変われば社会も変わる
特別インタビュー 生活者と未来に向き合うリーダーとは
花王におけるモノづくりとインクルーシブデザイン
花王 取締役常務執行役員 松田 知春 氏
エピローグ
感想・レビュー
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茶屋博紀
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そうきちざえもん