内容説明
仕事も人生もうまくいかない会社員A子は、ある日、会社のコピー機から漫画の原稿らしきものが出力されているのを発見する。それは、社長がこっそり作っていた同人誌の原稿だった。これをきっかけに、社内にも同人誌を作っている人がかなりいることを知り、興味を持つA子。趣味もなにもない自分にも、本を生み出すことができるのではないかと思い始める。周りの協力を得ながら、自分だけの同人誌をつくって販売してみたら、なんだか人生が変わってきた…?
コラムでは超実用的な同人誌作成マニュアルと即売会の参加マナーを紹介。生きる元気が湧いてくる! 同人青春ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
源
15
加速度的読了本。小学生の頃の私は月刊雑誌に付属していた〝◯◯ブック〟が好きで、セロテープで留めたお手製◯◯ブックをいくつも作ったことがあった。将来は印刷業界に進みたいと思っていた。現在の出版不況に苦しんでいただろうことを考えると、仕事にしなかったことにほっとしている。コミケ106で出品者の「ハレの日」の笑顔が印象的だった。出品者側からの景色が見てみたいと思わせてくれる本。20192025/08/23
さすらいのアリクイ
12
会社員の主人公が周囲の同人誌活動をしている人たちから影響を受け、マンガを描いて本を作り、同人誌のイベントで自分が作った本を売ることが描いてあるマンガであり、同人誌の作り方・売り方が書いてある指南書でもある本。なぜ本を作るのか? 作った本をイベントで売ったら何が起きるのか? といった同人誌の創作活動、販売等の楽しみが伝わってきます。イベントで本を売る行為は一箱古本市で何度も経験しているので売れる喜びはよくわかる。会社員でも同人誌活動はできる、ということがこの本のテーマの一つで、かつ親近感を持ったポイント。2020/03/30
みちぱん
5
同人誌をつくってみるまでは分からなかったけれど、本当に作りはじめて人生が変わった。針一本分でも自分が経済まわしてる感あるし、なにかを表現するって楽しいことです。みんな同人誌をつくろう。2020/04/30
新平
5
同じ著者の『労働者のための漫画の描き方教室』が積読状態なのだが、後から買ったこっちを先に読み終わった。「自分の同人誌がおもしろいか、おもしろくないか……それを決めるのはね自分よ」のセリフが良い。そのまま「同人誌」を「人生」に読み替えられる。隠居したら同人誌作ってコミケに出品という余生も悪くないな。2020/02/11
忍
4
同人誌を作る予定はないけど何かを作るって大変だが充実してたし面白いと思う。同人誌を作ってる人や過去に作っていた人が何人も在籍してるなんてすごい職場だなと思った。2020/01/04