内容説明
「やだっ、恥ずかしいっ……」 手首を頭上で縛られ、ベッドに身体を預けている花嫁はあまりにセクシーすぎた。 ――俺の嫁は、なんてかわいいんだ。 ザクセン王国が誇る勇敢な戦乙女にして、ファーレン王国にとっては畏怖すべき将であった銀氷のブリュンヒルデ。鎧の下に、こんなにも魅力的な身体を隠していたなんて……。 彼女の膝の間を腰で割りこませ、そっと覆い被さった。処女を相手にするのははじめてだ。不安だが、やるしかない。 肉茎に手を添え、亀頭をスリットに押し当てる。秘裂に沿って前後に揺すり、肉のヘコミに先端をグググッと押しこんでいく。「ジグルト？ な、何を、してるの？」 ブリュンヒルデが目を見開いた。「いや、やめて……痛い、ああっ、痛いの」 二人の初夜は和平の象徴。そして、宗教国家ガルドとの戦いの幕開けだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
11
戦乙女として生まれた姫騎士ブリュンヒルデと知略に長けた王子ジグルトが政略結婚することから始まるイチャラブ戦記もの。戦場で過ごすことの多かったブリュンヒルデは可愛いといった褒め言葉に馴れておらずジグルトの失言に照れてしまう様子が可愛い。また身体が勝手に動いて手を上げてしまうのも微笑ましい。娼婦との情交で経験豊富なジグルトが引っ張る形でブリュンヒルデとの情交に及ぶのだがSM要素は薄いもののいきなり手を縛っての処女喪失は驚いたかな。気の抜けない日常の中での情交は盛り上がりハッピーエンドで締めるところは流石です。2019/10/21
えすてい
7
可愛くてエロい妻というのが、現実社会では難しくなってきてる。少子化と晩婚化・非婚化で2019年の出生数が90万人割れと大きく報道されてるが、こういうラブラブ夫婦がフィクションの世界でしか楽しめないのは、やはり現実社会の深刻な歪さがシャレにならないのだろう。2019/12/09
えすてい
7
わかつきひかるは美少女文庫であまりク〇ニを書かない作家だった。濃厚な子宮描写は予てより定番の書き方だが、ヒロインが男から口で受けるというのはあってもほんのちょろっとか、むしろク×ニそのものを全く書かないという作品が少なくない。で、このブリュンヒルデはそんな過去のわかつきひかる作品から珍しく、初夜から回数を重ねてクライマックスの受精Hまで合計3回ほどは口愛撫シーンが出てくる。「転向」とまでは言わないが、個人的にク〇ニはあったらあったで好きな描写なので、ここまで複数回書いていることは好意的な私である。2019/11/21
えすてい
6
ブリュンヒルデの胸の傷、やっぱり挿絵にも「反映されてた」。ただ、淡い色調なので、影や「アザ」にも見えてしまうのはやむを得ないことか?物語の中では当の本人はこの胸の傷を恥ずべきもの・隠すべきものではないようだ。2019/11/25
えすてい
6
今日10月18日は #世界メノポーズデー 。そんな日に読む。わかつきひかる美少女文庫復活。昔も今も変わらないわかつき節。子宮のキュンキュンに子宮頚管粘液にと往年のわかつき言葉とH展開のオンパレード。最後はブリュンヒルデとシグルドがおめでた婚（→ボテ腹婚）でハッピーエンド。これもわかつきシナリオ。戦乙女も愛する男とのHでは可愛い素振りを見せるのだ。ブリュンヒルデの胸についてる傷痕のヒミツも書かれているが、挿絵ではあまり反映されてないような気がする。2019/10/18
