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内容説明
新書で読む「インドカレー基本中の基本」。少ない数のスパイスで素材の良さを最大限に引き出す方法を伝授する。読者が自分で作る、健康的でおいしいカレーの本。レシピ多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
101
カレーは大好きなので店舗ガイド片手に食べ歩いたり作り方の本はよく読んだが、そんな雑学知識よりも本場インドのカレーの魂について説かれたようだ。数多くのスパイスを使った秘伝の味とか、基本中の基本とされるタマネギを茶色くなるまで炒めることを不可欠ではないというのだから頭上に「?」が舞ってしまう。本来のインドカレーはスパイスは数種類しか用いぬシンプルさが身上で、何よりも素材の味を生かすことを重要だと知って愕然とした。料理は不得意な自分でも、紹介されているレシピで本物のインドカレー作りに挑戦したくなってしまう本だ。2022/01/23
nori
7
I realized how miserable a cooking book without beautiful color photos is. In addition, same dish is explained by a novice chef? without detail and by the professional with receipt, so I felt redundant. How look is so important in cuisines.2022/02/09
pugyu
6
ハリオム氏のブログはたまに見てました。インドカレーは多くのスパイスが必要だと思ってたけど、基本はパプリカ、ターメリック、カイエンペッパー。これだけなら何とかなりそうだけど、具の素材との相性で追加のスパイスを決めるそうでこれが難しい。私が味噌汁の具材の相性がわかっているのは、何十年も味噌汁を飲んできてるから。インドカレーも食べて作って覚えるしかないかな。ほうれん草のカレーが「サグ」だと思ってましたが、本当は菜の花なんですね。食べてみたいかも。そういえば「パラクパニール」というメニューも見たことあったな。2023/07/20
niz001
6
インド家庭料理の解説本。田邊俊雅さんがメヘラ・ハリオムさんの料理哲学をまとめてる感じ。自分の料理の引き出し増加に。田邊俊雅さんの前歴の関係か、参考URLがやけに多い。2019/12/17
まみ
5
カレー(特に南インドカレー)の本はたくさん読んだけどこれはものすごく良かった。まずメインのスパイスが一般に言われている「コリアンダー・クミン・ターメリック」ではなくターメリックとパプリカというのが目から鱗。その上で、じゃがいもにはクミン、なすにはアジョワン、青菜にはカスリメティといった具合に、食材に合うスパイスを教えてくれる。実際に作ってみたけどとてもおいしかった。レシピは少なめなので、レシピ通りに作りたい人には向いてないかも。2023/01/26