内容説明
レシートの裏に描かれた小さなできごと。
言いたいことがうまく言えない、誰にも嫌われたくない。でも、うまく立ち振る舞えない。
大きな声も出せないし、喜怒哀楽をはっきり表せない。
人間関係に疲れて、ずっと真っ黒な世界に沈んでいた。
でも本当は、気づかなかっただけ。愛にあふれた優しい世界は、ずっとここにあったのに。
そんな死んでいるように生きていた自分に、小さな感情が芽生え始め、少しずつ明かりを取り戻していく姿を描いた物語。
スーパーやコンビニのレシートの裏、ノートの切れ端、飲食店の紙ナプキンなどに描いていた、色鮮やかで繊細なタッチの漫画が大人気に。
Twitterや女子SPA!で連載中の「bubuchiyo絵日記」、初の書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Matsuoka
4
Twitterで知ったぶぶちよさん。猫化して描かれた家族との日常は読んでいてほわっとあったかくなる。 自身が暗い闇を抜けて今に至る過程も描かれていて、決して生易しい道のりではなかったのだろうけど、今ぶぶちよさんが幸せでいてくれたらいいなあ、と願わずにいられない。それが私の元気にもつながるような気がする。 ゆっくりじっくり温めてくれる、絵日記でした。2021/02/12
らま
3
本屋でたまたま手にしたときに、心が動いたのが分かった。この心の動きを大切にしたい、これは自分のために買ってあげよう!と自分のためにプレゼントした。心がじんわりと温まって、私は自分に戻ることができた。泣いちゃうところもあった。絵と色が私の心を癒してくれる、日常の1コマが私を優しく包んでくれる。2019/12/29
yudetamago
2
自分を肯定することの難しさ。 いろいろなやさしさと共存したい。2019/12/24
なつき
1
癒し、切なさ、苦しさ、温かさがぎゅっと詰まってる。 普通を生きづらい全ての人に読んでほしい。2020/06/01