中国、日本侵攻のリアル

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中国、日本侵攻のリアル

  • 著者名:岩田清文【著者】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 飛鳥新社(2019/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864107396

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内容説明

香港、台湾、次は尖閣・与那国奪取!

「このままでは先島諸島の防衛は不可能」、元陸自トップが衝撃の告白。

詳細なシミュレーションで、初めて明かされる、自衛隊の弱点。

なぜそうなるのか。中国が虎視眈々と狙う、南西諸島の防衛態勢の組織的欠陥を、具体的に分析し指摘する。

「新しい戦争」の世界的変化についていけない日本人に向けて、ハイブリッド戦による侵略の脅威を完全解説。

本当に機能する防衛力、世界の変化にあわせて真に戦える体制を創るには、何が足りないのか。37年間の勤務経験に基づく豊富な事例と教訓から、組織と人に本気の改革を迫る。

-目次-
1章 軍事を軽視する国は亡びる
2章<シナリオⅠ>台湾へのハイブリッド侵攻・解説
3章<シナリオⅡ前編>先島諸島への同時ハイブリッド侵攻・解説
4章<シナリオⅡ後編>日本政府による対応・解説
5章 自衛隊はどうすべきなのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

27
☆☆☆☆ 日本の防衛の現状を考えさせられる良著。元自衛隊最高幹部の発言だけあって、生々しい。防衛の盲点を突こうとする中国の脅威、様々な飛翔体で日米に揺さぶりをかける北朝鮮、反日に拍車をかける韓国の文政権。日本を囲む緊迫した情勢は、この書でシミュレートしているシナリオが現実のものとなる恐ろしさを予感させるものとなっている。今は新型コロナウィルスの対応で隠れているが、国防やハイブリッド戦争の脅威について真剣に対応策を考えなければ、とんでもないことになると警鐘を鳴らしている。2020/03/04

Mark

16
うーむ。リアルと言えばリアル、今まさに目の前にある脅威だと思う。PJHQは必須だと思う。2020/02/06

0717

15
チャイナによる軍事侵攻のシナリオ、台湾への侵攻、尖閣諸島を含む先島諸島への侵攻、そして日本政府の対応がシミュレーションされ、では自衛隊はどうあるべきかが提言されている。チャイナ、朝鮮、ロシア等、軍拡を続ける国々に囲まれた我が国は、最早憲法が謳う「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」している場合ではない。超限戦を仕掛けてくる敵に対し、国の守りの体制を柔軟に見直す事が重要だ。2021/09/03

こきん太郎

5
中国の不審船が与那国に故障により着岸して助けるために中国の船が続々と接近してきているが合法である… グレーゾーン事態からの対処シミュレーションを元高級幹部が語り、日本の現状に警鐘を鳴らした。 ITの発展で簡単に情報が得れるようになり、コロナニュースでフェイクニュースが飛び交い、様々な人が惑わされた。見抜くためには「知恵」が必要であり、説得力を与えるには「化学の力」が必要だった。 今後も様々なニュースを見て「何か示唆している」という俯瞰的な視点が必要であり、その為には日頃の国内外情勢の「知識」が必要である。2020/03/21

Jun Masuno

4
元幕僚長が書かれた憂いの作品 昨今の中国、ロシア、韓国、北朝鮮の情勢を受け、どう対応すべきか書かれたもの これからはどんどん自国を優先する、ナショナリズムが進む中、これから自主独立に向け、国防についても考えるべき もちろん食物自給率もそれ以上に大切な話し 右左関係なく、読むべき2020/11/05

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