内容説明
【内容紹介】
リベラルこそ知るべきアメリカの深い病理から生まれた「ワルの最強リーダーシップ」
トランプは“rouge”だ。そんな人物が世界最強国アメリカの大統領として君臨している。世の中が良くなるはずがない。まずは、2016年の選挙を振り返り、ワルの最強リーダーシップの隠れた原動力を知ることから始めよう。
【著者紹介】
[著]蟹瀬 誠一(かにせ・せいいち)
1974年上智大学卒業。米AP、仏AFP 通信社記者、米『TIME』誌特派員を経て、91年TBS「報道特集」キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。その後、テレビ朝日やテレビ東京などの報道番組のキャスターを歴任。日米経済摩擦、アメリカ大統領選、東欧、ロシア、中国、朝鮮半島、カンボジア、イスラエル、中東などの海外ニュースを中心に取材。西側のテレビジャーナリストとして初めてロシア秘密戦略原子力潜水艦タイフーンの取材に成功。2008年から2013年まで明治大学国際日本学部初代学部長。現在は同学部専任教授。外交政策センター理事、東京クラシッククラブ理事、生き物文化誌学会会員。
【目次抜粋】
はじめに
第1章 堂々と嘘をつき続けろ! 決して負けない話術の作法
第2章 自分は誰よりも偉いと思え! 相手を支配する仕事の法則
第3章 法律なんてくそ食らえ! 敵を苦しめる脅迫の方法
第4章 勝つためなら何でもあり! ロシアとの怪しげな関係
第5章 俺はいつも正しい! 中東も米中関係もすべて損得勘定
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
16
図書館本。私も、トランプ嫌いなので、痛快!ただ、途中からはそこまで?って言いたくなるような話の盛り方ではありましたが(笑)2020/06/12
おおたん
9
興味深く読めました。今まで読んできたトランプさんの本は、「ポジショントランプ」ばかりでした。今回は、「ネガティブトランプ」でした。もちろん、エビデンスありきで過去の出来事やニュースの真相、また外交の様子などが書かれているため、ネガティブというより、真実に近いのかな?と思います。偏ることなく、「情報」の一つとして、投資目線や未来を見据えるための材料の一つとして、読んでおいてもいいと思います。2020/10/02
takao
3
☆自分が偉く、正しい。勝つためには嘘もいとわず。2022/09/21
ハザマー
2
とことん扱き下ろしの内容であるが、少しは称賛されることもありそうな。2020/04/17