内容説明
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特別支援学校や福祉施設において自閉症の人の活動の軸となる「自立課題」。本書はTEACCHプログラムに基づいて、身近で手軽な素材を使った作り方を紹介。さらに、日常生活での活用方法も提案する。数多くのアイデアを紹介することで、個別性に応じたかかわりを支援する。
目次
第1章 自立課題の種類と選び方
第2章 自立課題のアイデア95 1 身体を動かす(粗大運動・微細運動) 2 物を分ける(分類・マッチング) 3 物を入れる(プットイン) 4 組み立てる・物を包む 5 暮らしに役立てる 6 楽しく遊ぶ 7 学習に役立てる
第3章 「自立課題」を日課に組み入れる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
1
国数個別課題の参考になりそう‼️ 前後のコラムが参考になりました。2025/04/28
じゃがたろう
1
図書館本。TEACCHの具体的な考え方に触れられる書籍。個人的には10ページにある「1.支援内容・日課・プログラム・方法・手段」「2.支援体制」におけるジェネラリストモデルの視点、強度行動障害の「共通する支援の枠組み」が印象に残った。コラム「自立課題製作にあると便利なもの」も改めて参考になるだろう。実態把握に基づき、身につけたいスキルを定め、自立課題のカテゴリーを参考にしながらアプローチしていく具体的な道筋が見える書籍内容。各教材を用いた活動で「よくあるミスアクション」が想定されている点も参考になる。2024/07/21
YASU
0
就労支援型はともかく,生活介護だと日中プログラムに何をするかは頭の痛いところで,自主製品があればいいけど結局下請け作業・・・という事業所が多いんじゃないかと思うのですが,もう少し工夫をしてみようということでこの本を参考にしようと. TEACCHの考え方をベースにいろいろな作業課題がたくさん掲載されていますが,考え方さえ押さえれば課題自体はそれこそ無限に作れる,というのがミソだと思います.そして,下請けと違い完全オーダーメイドということ.十分なアセスメントに基づき個別に支援するという理にかなった方法です. 2019/04/07