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内容説明
基礎理論から戦略,政策までをかみ砕いて解説され,いきいきと学べる基本テキスト。各章のなかも,「キーワード」「定理」として重要概念を説明し,事例中心のコラム,章末のポイント,練習問題を用意し構成する。今日の産業とビジネスを理解するために欠かせない一冊。
目次
序 章 産業組織論で学ぶこと
第1部 基礎理論編 第1章 消費者と生産者──需要曲線・供給曲線は何を表すか?/第2章 完全競争と独占──競争はなぜ望ましいか?/第3章 寡 占──企業間の相互作用をどう分析するか?/第4章 参入とコンテスタブル市場──規制緩和をいかに進めるか?
第2部 戦略編 第5章 価格戦略の多様性──消費者にとって得か損か?/第6章 製品差別化と参入の戦略──製品バラエティは過剰か,過大か?/第7章 品質と価格戦略・広告戦略──広告は社会的害か?/第8章 競争優位の戦略──競争者を排除し参入を阻止するには?/第9章 技術戦略──研究開発や特許は競争とどう関係するか?
第3部 政策編 第10章 市場画定と市場構造──市場とは何か?/第11章 カルテル──いつ起きるか,なぜ持続するか?/第12章 企業結合──なぜ企業は合併しようとするのか?/第13章 垂直的取引制限──定価販売は消費者に不利か?/第14章 マルチサイド市場とプラットフォーム──GAFAは何が問題か?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
5
理論は基礎がないので難しい。応用は楽しいけれども、きちんと理解できているか不安2020/07/14
かんちゃん
3
産業組織論関係の教科書を読むのははじめて。経済学、経営学、独占禁止法の教科書などで触れたことのある内容も多いが、それらを一連のものとして考えることのできる機会になった。企業がどのような意図である行動を取ることを選択するのかについて、どのようなプロセスで結果にたどり着くのかをイメージしながら学べるつくりになっている。数式についてはどうしてもちゃんと理解できないのだが、これくらい各変数の意味を書き込んでもらえれば、とりあえず日本語変換しながら読み進めることはできた。2021/01/03
Go Extreme
2
産業組織論で学ぶこと 基礎理論編:消費者と生産者ー需要曲線・費用曲線 完全競争と独占ー競争はなぜ望ましいか 寡占ー企業間の相互作用 参入とコンテスタブル市場ー規制緩和 戦略編:価格戦略の多様性ー消費者にとっての損得 製品差別化と参入の戦略ー製品バラエティは過剰か過大か 品質と価格戦略・広告戦略ー社会的害か 競争優位の戦略ー競争者排除・参入阻止 技術戦略 政策編:市場画定と市場構造 カルテルーいつ起きる・なぜ持続 企業結合ーなぜ合併 垂直的取引制限ー定価販売は不利か マルチサイド市場とプラットフォーム2021/04/09