内容説明
《ハサウェイズ》シリーズ1。19世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博クラブで、彼女はロマの血を引く支配人キャムに出会う。兄を喧嘩の輪の中から助け出してくれた彼は、アメリアにささやいた。「今夜のこの出会いも、運命と無関係だと思いますか?」その後、きょうだいたちと共にハンプシャー州の領地に移り住んだアメリアを待ち受けていたのは、隣家に滞在していたキャムとの再会。しかし、その偶然を喜ぶ間もなく、一家を次々と災難がおそう。アメリアに優しく手をさしのべるキャムだったが、彼女は素直に受け入れることができず…。「壁の花」シリーズ『冬空に舞う堕天使と』のキャムに訪れた運命の恋。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
30
ハサウェイ家シリーズ① 面白かった(☆∀☆) 壁の花シリーズに出てたキャムがヒーローという事もあって、懐かしいメンバーもチラホラ。キャムがセバスチャンに性欲について相談するシーンは、面白かった(笑) メリペンとウィンのシーンは泣けてしまった。勿論、本筋も良かったんだけど、周りのメンバーに、美味しいところを持ってかれてた感が(^_-) 次も面白そう(☆∀☆)2020/01/19
ち~
29
子爵位を継ぐも、とにかくだらしない兄の代わりに、兄と3人の妹の面倒をみる気丈なアメリア。彼女の前に現れたのは、ロマ(ジプシー)の混血児で賭博場の支配人であるキャムだった。役に立たない兄とは違い、何事にもスマートに手を差し伸べてくれるキャム…そりゃ惚れてまうやろー!蜂からアメリアを助けるシーンはカッコよかった!「冬空に舞う…」では脇役だったキャムだが、今作ではミステリアスかつ逞しいキャムが魅力いっぱいに書かれている。これは妹ウィンとメリペンも期待しちゃいますね。2017/06/23
たまきら
26
ロマンス小説にはまるきっかけになったシリーズの一つです。壁の花シリーズ冬編で魅力を放っていた、ロマの男性と、ひょんなことから爵位を受け継いで途方に暮れているハサウェイ家の長女がゆっくりと愛を育んでいくのがとても素敵。2022/01/17
だむ
20
ハサウェイ家シリーズ①。めちゃくちゃ良かった💕︎ キャム~素敵すぎ♡ 自由を求めるロマの血により退屈な日々を送っているキャム。性欲減退の悩みをヴィンセント卿に相談するほど(笑) ヒロインはハサウェイ家長女アメリア。兄妹を支えているしっかり者のオールドミス。出会ったその日に唇を奪うキャム︎♡ 再会後に起こるあれやこれやにドッキドキ︎💕︎あの悩みは何だったのー?と思うほど⸝⸝⸝♡ 自分の居場所はアメリアと共にあることだと気づけて良かったね。腕の刺青の謎はいつか明らかになるのかな?これは再読決定♡2020/03/20
イヴ@乗馬に夢中
20
ハサウェイ家1,壁の花3で賭博屋支配人キャム×長女アメリア。両親を亡くした長女アメリアがしっかり姉妹、兄の面倒を見ていて好感もてる。ロマの血が流れるキャム、最初ロマ人の設定がイマイチ分らなかった。この時代では良い血ではないのね。妹達が個性ありすぎ!妹達のやらかしは微笑ましかったかな、兄がとんでもない奴だったけラストは少し可哀想だった。改心してね。キャムの嫉妬むき出しや優しさは良かったけど、そこまで胸キュンしなかった。ウェイトリフク伯爵夫婦やセバスチャンに会えたのは良かった。2018/03/09
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