檻の中の少女

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  • 電子書籍

檻の中の少女

  • 著者名:一田和樹
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 原書房(2019/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784562046973

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内容説明

「息子は自殺支援サイト『ミトラス』に殺されたんです」 サイバーセキュリティ・コンサルタントの君島のもとへ老夫婦が依頼にやってきた。自殺したとされる息子の死の真実を知りたいのだという。息子はミトラスに多額の金を振り込んでもいたらしい。 ミトラスは自殺志願者とその幇助者をネットを介在して結び付け、志願者が希望通り自殺出来た際に手数料が振り込まれるというシステムで、ミトラス自身はその仲介で多額の手数料をとるのだという。 さまざまな情報を集め、やがて君島が「真相」を解き明かし、老夫婦の依頼に応えたとき、これまで隠されてきたほんとうの真実【エピローグ】が見え始める──

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

43
最後まで読んでみて、タイトルの意味が解りました。 ネット社会の暗部と人の心の闇が描かれていて、陰鬱な気分になりました。2012/05/04

ゆみねこ

23
タイトルの少女が誰のことだったのかは、エピローグまで気づかなかった。ネット社会に潜む暗部と人の暗部、悪意にちょっと凹む。新人さんとのこと、これからの活躍に期待大。PCに詳しくない私、ネットバンキングは怖くて手が出せない。ネット通販もいまだに不慣れで怖い。個人情報、ダダ漏れだとしたら恐ろし過ぎる…2012/05/18

まど

21
エピローグだけ雰囲気が違うし、この部分はいらないのでは?と思っていたら、島田荘司さんの解説でエピローグをほめていらしたのでびっくり。軽妙でテンポよく読めましたが、ものすごく怖いお話だと思いました。2012/02/02

の〜けん

20
ラストでタイトルの意味が分かって驚愕。ネットと執念は怖い。2015/04/08

roomy

20
人はここまで復讐にする機会を待ち続け実行することができるのだろうか。血のつながりがない寂しさからなのだろうか。彼女の場合そんなところは通り過ぎてしまったようだけど。面白く読んだが読後感は良くないな。エピローグでさらなるダメージを受けた。笑2012/10/17

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