講談社文庫<br> 幕末の明星 佐久間象山

個数:1
紙書籍版価格
¥806
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文庫
幕末の明星 佐久間象山

  • 著者名:童門冬二【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062760539

ファイル: /

内容説明

黒船で来航したペリーが、唯一頭を下げた相手といわれる、幕末最大の知識人・佐久間象山。国際人としての自覚を持ち、日本のナポレオンと自称した彼は、自由奔放に、決して私利私欲を持つことなく、我が国が進むべき針路を説き示した。純粋な精神を持ち続けた彼の、孤高にして波乱万丈の生涯を描く、歴史ドキュメント。壮大孤高の先覚者――幕末の国際人が魅せる奔放にして気高き精神!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

87
『佐久間象山』と言う人物は、幕末関連の書物には必ず登場するが、登場するときにはすでにそれなりの大物で気が付くと殺されている。果たしてどういう人物なのかと思っていたところ、読友さんの感想を見て読んでみた。ペリーが来た浦賀の警備に当たった松代藩真田家の微禄の武士の子で、幼少の頃から知に秀でていた。体も大きく、自らを大人物と心得ていた。正に、知にはたらきすぎて、角があちこちでたったようだが、晩年には薩長土でも知られた人物となった。ペリーも一目おいたらしい。最期は、尊攘過激派に斬られた。2015/04/03

シュラフ

16
佐久間象山という人物。幕末史において何をなしたかというと何もなしとげたわけではない。だが佐久間象山はその奥深い眼光から広く日本を見渡していた。もし暗殺を逃れて生き残っていれば明治維新政府の中でしかるべき大事を成し遂げていただろう人物である。その人物像は松代藩士にとどまらない"枠にはまらない男"というべき。当時 武士としてお家大事の発想が主体であった頃に 日本とか世界とかいう 枠をはみ出した考え方のできる男だった。小さな視点で見ていては答えのでない問題でも、大きな視野からものを見れば答えは出るのである。2014/12/29

まー

1
52018/10/17

kino

0
大河にあわせて。人となりのイメージを掴む。2013/01/20

tendo

0
…正直に言うと、ビミョーな内容だったように思います。 象山の生涯を体系的に知りたいということであれば読む価値はあるかと思いますが、すでに知っている人にとっては退屈かもしれません。 また、どちらかというと象山を擁護する発言が多く、ちょっと意見の偏りがあるかなあ。と思います。2008/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/171946
  • ご注意事項

最近チェックした商品