開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える 「してはいけない」逆説ビジネス学

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開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える 「してはいけない」逆説ビジネス学

  • 著者名:川田利明【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ワニブックス(2019/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847098291

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内容説明

脱サラをしてラーメン店を開こうとする人は後を絶たず、年間の出店数は3000店を超えるというデータがあります。それだけ競争が激しい世界で、新規オープンから3年以内に潰れるお店は8割にも達すると言われています。
本書はさまざまな失敗を重ねながら、今年(2019年)で10年目を迎えた『麺ジャラスK』の店主であり、プロレスラーの川田利明さんが、現役時代に購入したベンツを売り払ってわかった〝俺だけの教訓〟を余すことなく披露。成功のための「してはいけない」逆説ビジネス学を辛口で伝えます。

「しょっぱなからこんなことを書くのもなんだけど、この本を読んで〝こんなに大変なら、やっぱりラーメン屋になるのはやめよう〟と思ってくれる人がいてくれたほうが、俺はいいと実は思っている。こんなに成功する確率が低いビジネスに、人生を賭けてチャレンジするなんて、本当に無謀なこと。チャレンジというより、これはもうギャンブルだからね」(著者より)


【目次】
第1章 「デンジャラスK」が「麺ジャラスK」に“転職”した理由
第2章 ラーメン屋は四天王プロレスばりに過酷な世界だった!
第3章 そして、俺はベンツを3台、スープに溶かした……
第4章 個人経営店の難敵! ラベリング効果と大手チェーン店の奇策
第5章 それでもラーメン屋になりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!


【著者プロフィール】
川田利明 (かわだ としあき)
1982年全日本プロレス入団。
三沢光晴さん、小橋建太さん、田上明さんとの闘いは〝全日本プロレス四天王〟と呼ばれ、全国のプロレスファンを大いに興奮させた。
現在、選手としてはリングから遠ざかっているが、2018年からは自身初プロデュースとなる『Holy War』を開催。プロレス界の発展に尽力している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2y@

38
デンジャラスKから、麺ジャラスKへ。 戦いの舞台はリングからラーメン店へ変われども、困難な状況も意地で立ち続けるその姿に今も胸アツ。 看板メニュー「カレー白湯麺」目の当たりにすると、あのタイツの黄色イメージも蘇るのだろうか… お店に、行けばわかるさ。2019/12/20

Y2K☮

34
世田谷区にある川田のラーメン屋。行きたいと思いつつルールが面倒とかラーメンだけ頼むと出るのが遅いなどのネット情報の影響で二の足を踏んでいた。それらの理由は納得できた。要は少ない人手で店を回す為の自衛策であり、あとはオープン当初の不慣れな頃の話がそのままネットに残ってると。矢野さんの店みたいに立地さえ良ければ、と思うが移転できない事情も分かった。個人経営の飲食店の厳しさ。チェーン店よりも仕込みや支払いが大変だし、値段でも勝てない。私の行きつけの店も個人経営。もっと目に見えない手間を感知できる人間でありたい。2019/09/29

神太郎

33
たまにはこういう実務的な本もと思いまして。と言ってもこうしろああしろと言うのではなく、個人経営してると特にラーメン屋だとこういう苦労があるぞ?それでもやるのかい?という苦労エピソードが多い。ある意味まっすぐな経営をしたからこそ振り返るともっとこうしたら…という回顧録でもある。しかし、立地面やいわゆるラベリング効果やお店ルールを敷く理由とか読むにかなり苦労してるなぁと思う。令和元年に出されてコロナ禍になるかならないかだから時事的にも古い話ではないので興味深くラーメン屋経営の大変さを思い知る。2025/02/26

かごむし

31
そこそこプロレスファンなので、全盛期の頃の筆者の試合をテレビで見ていたことがある。あの人がラーメン作りですかと、そんな興味本位で手に取った。元トッププロでも、引退後のセカンドライフを築いていくのは大変なことなんだという生々しさが本には凝縮されていた。資本力の弱い個人事業主が、知識も経験もないところから一日一日を生き抜いてきて10年。そう、あの歯をくいしばった野獣のような表情が、目に浮かぶようだった。著者の店「麺ジャラスK」一度は行ってみたくなったけれど、確かにちょっと交通の便がよくなくて尻込みしてしまう。2019/11/27

Y2K☮

30
田上明の著書を読んだ流れで名パートナーの本を再読。あの立地で10年以上粘っていることがすごい。全日本プロレスの新人時代に考案した「カレーちゃんこ」がいまの看板メニュー「カレー白湯ラーメン」に繋がっている事実も興味深い。好きなこと、というよりは得意なことや長期間続けても耐えられることこそ天職なのだ。ラーメン屋の過酷な実態と閉店率の高さ、そして報われなさはある意味で書店以上。自営業ゆえ諸々を己で決められる自由さはあるかもしれない。でも少なくとも自分のことに自由に使える時間は会社勤めの方が確保しやすい気がする。2023/10/25

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