内容説明
人気シリーズ「暴れ旗本八代目」に続く第2章。瓢箪息子と呼ばれた大河内右京が大目付に就任。その活躍を描く待望の第3巻。
《長篇書下し》 新章に入った「暴れ旗本」シリーズの第3巻! 老中首座・松平定信にも正義を貫く、三河以来の直参旗本で、大目付の大河内右京。“ひょうたん息子”と呼ばれていた頃から、市井に混じり、庶民の生活をよく知る彼ならではの目線で、身分の上下に関わらず、世にはびこる諸悪を正義感と信念で、叩っ斬る! そして、地方で起きつつある事件にも……。
本作品は「暴れ旗本御用斬り 虎狼吼える」を加筆修正した新装版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかんべ
1
大目付である大河内右京。松平信明が、命をねらわれているとの情報で影武者として、三河吉田藩に乗り込む。信明が、右京があわやとい目にあうが、乗り切るところはちょっとうますぎ?それにしても武家の次、三男、尾張のの殿様、どちらも胸に溜まる鬱屈は、そうとうのものだろう。それに耐える姿は家臣にとっても手段を選ばず手助けしたくなるのだろう。2012/05/29
いえのぶ
0
話の大きな痛快娯楽時代小説。徳川家斉のころの大目付が主人公。大目付がお家騒動を解決するために江戸を離れてチャンバラをする。お家騒動の裏には・・・。まるで暴れん坊将軍のようだ、、と思ったら著者の井川さんは暴れん坊将軍や銭形平次の脚本を書いたこともあるらしい。やっぱり。2012/09/01
ゆう
0
6.32012/08/04