ガッシュ文庫 アルファの恋人【イラスト入り】

著者名：栗城偲/コウキ。【イラスト】

海王社（2019/12発売）

• ISBN：9784796412339

内容説明

オメガの幸人は、かつて好きだったアルファの男から酷い扱いを受けたことで発情期が来なくなっていた。男性への恐怖心も拭えずにいたが、勤務先の学童保育施設に通う子供を交通事故から庇って怪我を負い、なりゆきでその子の叔父でアルファの西森 都に世話をされることになる。はじめは苦手意識もあったが、紳士的で優しい西森の傍は不思議と居心地が良く、惹かれていき――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）]

【ーーー俺は、子供が産める人と付き合いたいんじゃないよ。アルファでもベータでもオメガでも男でも女でもなくて……幸人が、好きなんだ（都）】エロス度★★ 都×幸人♡ 〝きみはぼくのつがい〟の遥の弟のスピン。クソな飼い主に蹂躙された過去を持つ薄幸なオメガ・幸人がスパダリアルファの都に愛され、幸せになる感動的なストーリー！嗣英と遥、さらに2人の子供・岬も登場。幸人にベッタリな岬が可愛く、陸とのスピンも期待しちゃったり。都の甘くて誠実な愛し方、その優しさに癒され幸人が都に対する想いが明確になる場面がギュンとなる♡

2019/01/07

[しましまこ]

公務員α×保育所アルバイトΩ+ちびっ子。作家買いなんだけど、Ωくんの余りにも酷い過去に甘さも半減…。

2019/01/07

[みやび@夜649]

電子。オメガバ。途中でスピンだと気づいた。あまりにも酷すぎるΩの扱い、保護区以外がこわいわ…。幸人の過去について何も聞かない西森が、実は過去に会っていたと言うことで納得。これからは幸せになってほしい。

2019/12/21

[きょん]

「きみはぼくのつがい」スピン。前作受の弟君が良い男に育っている。ただ受の境遇が過酷で読んでいて辛かった。

2019/01/20

[たろさ]

「きみはぼくのつがい」スピン、遥の弟・都と保育園で働く幸人。幸人がとにかく酷い過去で、「飼い主」、もっとザマァ展開でも、良かったくらい。都が、めちゃくちゃいい男で、ちゃんと幸人気持ちを尊重して忍耐強く守ってくれるのが嬉しかったし、両親の差別主義にも負けない強さが素晴らしい。幸人も、都と愛を育んで段々と花開くように強くなって行くのがよかったです。

2019/07/23