少年チャンピオン・コミックス エクストラ<br> 一端の子

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少年チャンピオン・コミックス エクストラ
一端の子

  • 著者名:深山はな
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 秋田書店(2019/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784253254038

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内容説明

差別、純真、執着、希望…。女性を愛する女性の、苦悩の中で煌く青春。少年誌連載で大反響、愛のオムニバス8編!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

16
少女を好きな少女たちの揺れる感情を描くオムニバス。7/10点  ジャンルとしては百合ものだが、これは「黒い百合」。女が女を好きになることで、この感情を言葉にすることで今の関係性が壊れてしまったり、壊れてしまうんじゃないかと悩んだりする話。暗黙の了解のある異性愛とは違って、同性愛は愛する相手にも奇異な目でみられることもあるし、当人も自覚している。揺れる心、心の内を隠しながら生きる女子を描いた「黒い百合」だ。作者は初読み作家だが、近い将来漫画賞をとりそうな雰囲気。青田買いした方がいい2021/08/01

しゅん

13
「学校生活と同性愛」という主題は共通している8篇において、切れ味鋭い感じはなんなのだろう。全くわからないが、とにかく面白かった。「ヤリマンになりたい」から始まる4人のガールズトークが、最終的に同性愛の(隠した)告白と、その(無意識の)拒否で終わる流れが鮮やかで覚えている。あるニュースをした女の子の、暗い部屋でリップクリームをみながらうなだれる顔も。極私的には、身体男性である自分の微妙なレズビアン性(女性として女性をみている気持ちになることがよくある)を刺激されて、ちょっと癒された感覚がある。2023/01/12

地下鉄パミュ

6
女性に潜む闇・・・抑えきれない悪の心。一見華やかで綺麗な女性も一皮剥けば・・・ホラーでは無いが何か怖い物を見た気がします。同性を愛してしまった女性の心に潜む闇を独特の視点から表現。全てが幸せな方向に進めば良いが、やはり難しい問題で陰鬱になってしまう。1話完結の物語で作者の巧さは感じるが万人受けはしないだろう。明るい作品も見てみたい作者さんです。評価はその後じゃないと計れない気がします。2021/02/28

月子

5
ちょっと気分の落ち込む漫画だなぁ…。2021/02/11

いけず石

4
思春期の中学高校辺りの子達が主役のショートストーリー。オムニバス形式で7話。 どの子たちも心の内側で抱えているものが非常にセンシティブ。特に同性愛が主問題で、口に出せば関係は壊れてしまいそうなものばかり。他にもある。 けっこうエグい人間の内面が上手く表現されている。感情が爆発するシーンの画は迫力ある。 好き。2020/01/20

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