内容説明
すべての競馬ファンが抱く夢、億馬券。その夢を一度のみならず二度も実現させた男がいる。手にした総額およそ3億8000万円。ただ確定申告を怠ったため、その代償として約1億2000万円を税金として納めている。彼は徹底した研究をもとに自らの馬券術を構築している。本書では、億馬券当選および税務署の急襲の顛末に加え、勝利を手繰り寄せるこの賭博師の“賭ける思考”をあきらかにしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あふもん
36
なかなかおもしろかった。普通に馬券本というか競馬予想の細かい要素の勉強にもなるし(ちなみにボクはザ・馬券本はおもしろくてもここではレビューしないようにしてます)、普通にいちギャンブラーとして生きてきた一人の人生を知る読みものとしてもおもしろかった2019/11/25
ぶう
10
売上から2〜3割を国に差っ引かれた上に、払戻し金に税金が掛かるなんて理不尽にもほどがある。更に経費として認められるのは的中馬券を購入した金額分だけとなると、真面目に税金など納める気がおきない。上手くやれば競馬でもコンスタントに利益を出すのことはできるのだろうが、税金のことを考えると株式投資の方がいいのだろう。まぁ、そんなことは実際に儲けられるようになってから考えればいいことなのだが…。しかしwin5をメインに馬券を買ってる人もいるのね。1レース当てるのすら難しい自分には到底無理だろうけども。2023/12/21