内容説明
なぜ、世界のエリートは
古代ギリシャの数学書『ユークリッド原論』を読んでいるのか?
それは、古来より「論理力」は“数学”によって磨かれてきたからである。
聖書と並ぶ大ベストセラーを使い、
対話形式で楽しく学べるロジカルシンキングの本質!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
P.N.平日友
10
優しそうなタイトルではあるけれど、内容は優しくない。ただ原論に触れるという目的ではとてもいい。飽きないよう主人公のストーリーもあり最後は感動(?)のフィナーレ。論理的とはどうゆうことなのか、またなぜ必要なのか。後書きに込められている内容がとても深かった。プライドが高く価値観を押しつける人ほどこうゆう本を手に取らない気がする‥コミュニケーション能力というのはひとえに傾聴力といえるのかもと本書を読んで思った。もっと多くのことを学ばなければとも。2021/04/05
ひやしなむる
3
「論理力」、それは「他人の考えを理解し、他人を説得する力」。オーケストラの指揮者を夢見る女子高生が、『ユークリッド原論』を用いて論理力を学んでいくーー。優子とクリッドの対話形式で解説される原論はわかりやすい。そして何より、わかると面白い!「中心角は同じ弧に対する円周角の2倍」っていうのは知識としては知ってたけど、なるほどこういう風にして導かれるのかー!とかね。証明はとても合理的で美しい、とまで思うようになってしまった。しかしそれでも数論は難しく感じた。さすが、女王。いつか理解してやるから待ってろよ。2017/06/13
あんさん
2
途中からちんぷんかんぷんで流し読みになってしまった。もっとやさしい内容かと思ってた。自分の論理力のなさが歯がゆい。2020/02/14
市川翔太
0
私が題名をつけるなら「数学を日常生活に生かす」 ユーグリットの互除法は感動した。また高校以来目にしていなかった対偶の考え方は日々の生活でも生かせるなと思った。 奇数の和=nの二乗はノートで考えてみる。2021/09/22