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内容説明
「スッキリ」(日テレ系 朝の情報バラエティ)でおなじみの人気経営コンサルタントが教える
身近な生活の中にある「コスト」と「リターン」の経済学
「日本人の給料ってなんでこんなに安いの?」
「老後2000万円不足?でも年金だって払い損になるんでしょ?」
「消費税増税! 10月からの大物買いはやっぱりソンなのか?」
「レンタルと所有、どっちがトクか?」
「空家大増加、やっぱり家は買っちゃダメなの?」
などなど、日ごろ気になる問題を「コスト」と「リターン」の観点から
経済学的に分析します。
どっちがトクか、どっちがソンか?
経済学的に見てみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
29
タイトルのテーマだけで丸々1冊費やされていると思っていたら、年金問題や賃貸・持ち家問題など身近なテーマを経済学の観点から説明する本だった。給料については給料を多く貰いたいなら、安定雇用・安定収入を捨ててリスクを取れ、とのこと。中途採用の社員の給料の決め方が「なんとなく」とは嘆かわしい。モチベーションを維持するのが大変すぎて、嫌になる。年金や住宅問題については知っている内容かつ自分で答えを出していたので流し読みしたが、知らない人にはわかりやすくて良いと思う。2021/12/10
ことちん
20
老後2,000万円不足問題で、自分の老後に漠然とした不安を感じていたが、これを読んでスッキリした。特に年金は払い損のイメージが強いが、実際は民間保険よりもリターンが大きく払い損にはならない点、実際に老後はいくら必要かの計算及び解説、住宅が賃貸派の人は定年までにプラス住宅費も貯める必要があるなど、具体的で勉強になった。2020/02/17
まゆまゆ
15
給料や年金、消費に不動産をコストとリターンで考えていく内容。給料に関しては市場価格を参考に業種ごとに決まっている感じがあるが、それに加えて日本特有の現象として雇用の流動性の低さと人事評価の不徹底を上げる。外国と比較して水準が低いのは物価のせいもあるが職能給と職務給の違いが大きい。モノを購入するときは値段のみならず手離すことを含めたトータルコストを考える、のはその通りだな。2020/02/17
tolucky1962
12
コストリターンで解説。日本の給料は先進国中で低く海外から引抜かれる。企業利益は伸びても生活水準が給料相場に。終身雇用で低雇用流動,年功序列,評価不徹底で上がらない。収入増にはリターンリスク順に独立>転職>副業。転職先は稼ぐ業界を選ぶこと。●年金は保険なのに誤解がある。①未納者が多い→天引きのため実は2.3%。②崩壊→政治家が止めれない③払い損→世代差があるが税投入,会社負担で他より得。●節約に調査で底値・買い時を知る。トータルコスト,転売を考慮。定額制に注意。投資をしない人は賃貸(余剰を投資)より持家。 2020/02/26
turtle
11
人が余っても簡単に解雇出来ない日本では、一人で出来ることを四人で出来るよう仕事を分割する。 従って給料は増えない。 なるほどなぁ、と思います。 今回のコロナ騒ぎでそのあたりの構造も変わっていくのかもしれません。2020/03/06