内容説明
はるか昔、布部家を襲ったミイラ男の伝説。密室「鏡の迷路」での兄の不可解な死に続き、主人公・正男の身辺にも怪人の影が忍び寄る。復讐鬼が蘇ったのか。ミイラ男の正体とは!? おもしろさアップのため、ページをとばさずにお読み下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
87
イラストで謎が解明していくやつなんだけど、このタイプは短編の方が向いているような気が・・・。2017/08/09
aquamarine
19
正直、話はベタだ思いますが、ミイラ男が包帯を解くシーンの後ページをめくるとイラストが出てくる、という繰り返しに嫌でも次へ次へと引っ張られ、それを気にする暇もなくラストまで一気に読まされてしまいました。里中さんのイラストが懐かしく、つい先を見たくなるのですがイラストに仕掛けがあるので絶対にペラペラとめくったりはできません(透けているのがちょっと残念)。そんなじりじりした部分も良いスパイスだったのかもしれません。ラストの一枚まで楽しめました。実は初蘇部氏でしたが妙な魅力を感じます。別の本も読んでみようかな。2013/10/12
モルワイデ鮒
17
ミイラ男と鏡の密室。ミステリで包帯男…ってなったらこんな感じかな?という安易な想像を軽く越えた、隅々まで怪しい疑わしい空気が充満して酔いそうな雰囲気。もういいよっていうぐらい最後まで木乃伊男に翻弄されながら、しかし包帯を巻く練習のくだりとか、さすがに強引さが所々目につくやり過ぎ感。でもまあそれも良し。里中満智子さんの絵は電子書籍版にはないので、買うなら紙のほうが。2024/09/16
gonta19
10
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2011/1/8〜1/9 蘇部氏の作品は2年以上ぶり。ミイラ男伝説のある布部家の跡取り正男の周辺に現れるミイラ男。数年前に兄をミイラ男に殺されて?、次は自分の番なのか?里中満智子さんのイラスト付、かつ結末は袋とじ、蘇部氏らしい工夫満載。 2011/01/09
みぃすけ
6
みんな心臓悪いはずの主人公を無駄に驚かしすぎ(笑)ツッコミどころは満載だけど全体的に普通?と思いきや…皆さんの感想を読むまで最後のイラストについてはスルーしてました!結局どういうことなんだ~?2018/05/15