講談社文庫<br> なめこインサマー

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講談社文庫
なめこインサマー

  • 著者名:吉田戦車【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062760843

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内容説明

幻の子育て日記を含むイラストエッセイ集。
今日のおやつはなめこにしよう、と冗談で言うと、娘・2歳はニッコリうなずいた。本当かよと思いつつ、めんつゆであえる。喜んで食べましたね、娘は。――ちょっと恥ずかしい幻の子育てエッセイ「珍ごはん」や、同窓会誌に寄稿した高校生活告白文などを発掘収録。虚実が高速で交錯する、戦車エッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アズル

14
虚実入り混じったエッセイ。戦車さんの見ている世界ってこんなに面白いんだな!と思いました。私ももっと面白く世界を見る目を鍛えなくちゃ!2014/04/25

ミヤトリ

11
吉田戦車さんはマンガだけでなく、文章でも笑わせてくれます。友達犬との愚行(?)やら珍ごはんでの愛娘さんとのやり取りなど、たまらないおかしみを醸し出しています。本書は思わず吹き出してしまうのと結構奇妙(ほめ言葉)なイラストが中盤に多いことから、電車の中で読んだのは失敗でした。今の嫁さん(伊藤理佐さん)の結婚式に出席した話は「運命、人生ってどうなるのかわからないものなのだなぁ」という見方もできて、少し得した気分でした。2013/08/14

ひやしなむる

6
吉田戦車のエッセイは、吉田自転車、吉田電車、吉田観覧車と読んできた。そしてこのなめこインサマー。時期的には自転車よりも昔。自転車では娘がいた戦車氏も、エッセイ前半ではまだ20代。若い。若者特有のトガリがそこにははっきりとあった。まるで自分の父親の若い頃の話を聞かされている気分で、こっちまで恥ずかしい。でもしっかりと面白いから結局最後まで聞いてしまう。時々「ええっ!?そんなことやっちゃうの?」という部分もあるが、それはちゃっかり「嘘」だったりして、そういうところを含めて父親が語る武勇伝のようなのだ。2011/01/27

モリータ

5
「と思っていたら、その日の夜にマンガ家の伊藤理佐の結婚披露パーティーがあったのだった。理佐の野郎こんな二日酔いのときに結婚なんかしやがって!などと理不尽なことを(略)」とあって、ん?自分の嫁さんじゃないの?って思ったら再婚だったのね(そして吉田戦車もバツイチなのか…)。キャンプ場で夜他人のテントを押す話とか、怖い。2012/05/11

ぷりん

4
伊藤理佐さんの結婚式に出席していたとは…驚きました。まさか後に奥様になられるなどと、誰も想像すらしていなかったのでしょうね。前半の良くも悪くも若さ溢れる文章も、後半の何やら美味しそうなゴハンエッセイも、そしてたくさんのイラストも、とても面白かったです。前半は友達犬の存在がとても効いてますね。戦車ワールド炸裂。そして解説が三浦しをんさん!何だかとっても得した気分になりました。2013/09/17

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