香雨

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香雨

  • 著者名:片山由美子【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • ふらんす堂(2019/11発売)
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  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781404912

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内容説明

◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ

◆第五句集
聞きとめしことまなざしに初音かな

言葉にはならないけはいのようなものを言葉によってただよわせる、それが私にとっての俳句の妙味だ。
(著者より)


◆自選十句より
断崖をもつて果てたる花野かな
足跡のその先にひと春渚
かりがねや水底見せて水急ぎ
花の色とはうすべにか薄墨か
書斎へと子規忌の客を通しけり
雨の日の午後しづかなる桜餅
滴りを跳ね返したる水面かな
初雪や積木を三つ積めば家
ここはもう花野といへぬ花の数
日傘たたむ日傘に視線感じつつ

第52回俳人協会賞を受賞!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

10
第52回俳人協会賞受賞。充実の句集。「あけぼのや春の音とは水の音」「一日の終りの祈り冬薔薇」「ふくれくる涙に映る若葉かな」「香水をえらぶや花を摘むごとく」「すみれ色時といはむや春夕べ」「シクラメン窓辺の花と思ひけり」2023/06/28

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