マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

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マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

  • ISBN:9784274224478

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内容説明

TCP/IP解説書の決定版! 時代の変化によるトピックを加え内容を刷新!
 本書は、ベストセラーの『マスタリングTCP/IP 入門編』を時代の変化に即したトピックを加え、内容を刷新した第6版として発行するものです。豊富な脚注と図版・イラストを用いたわかりやすい解説により、TCP/IPの基本をしっかりと学ぶことができます。プロトコル、インターネット、ネットワークについての理解を深める最初の一歩として活用ください。

目次

序文
第6版改訂にあたって
第1章 ネットワーク基礎知識
1.1 コンピュータネットワーク登場の背景
1.2 コンピュータとネットワーク発展の7つの段階
1.3 プロトコルとは
1.4 プロトコルは誰が決める?
1.5 プロトコルの階層化とOSI参照モデル
1.6 OSI参照モデルによる通信処理の例
1.7 通信方式の種類
1.8 アドレスとは
1.9 ネットワークの構成要素
1.10 現在のネットワークの姿

第2章 TCP/IP基礎知識
2.1 TCP/IP登場の背景とその歴史
2.2 TCP/IPの標準化
2.3 インターネットの基礎知識
2.4 TCP/IPの階層モデル
2.5 TCP/IPの階層モデルと通信例

第3章 データリンク
3.1 データリンクの役割
3.2 データリンクの技術
3.3 イーサネット(Ethernet)
3.4 無線通信
3.5 PPP(Point-to-Point Protocol)
3.6 その他のデータリンク
3.7 公衆アクセス網

第4章 IP(Internet Protocol)
4.1 IPはインターネット層のプロトコル
4.2 IPの基礎知識
4.3 IPアドレスの基礎知識
4.4 経路制御(ルーティング)
4.5 IPの分割処理と再構築処理
4.6 IPv6(IP version 6)
4.7 IPv4ヘッダ
4.8 IPv6のヘッダフォーマット

第5章 IPに関連する技術
5.1 IPだけでは通信できない
5.2 DNS(Domain Name System)
5.3 ARP(Address Resolution Protocol)
5.4 ICMP(Internet Control Message Protocol)
5.5 DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
5.6 NAT(Network Address Translator)
5.7 IPトンネリング
5.8 その他のIP関連技術

第6章 TCPとUDP
6.1 トランスポート層の役割
6.2 ポート番号
6.3 UDP(User Datagram Protocol)
6.4 TCP(Transmission Control Protocol)
6.5 その他のトランスポートプロトコル
6.6 UDPヘッダのフォーマット
6.7 TCPヘッダのフォーマット

第7章 ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)
7.1 経路制御(ルーティング)とは
7.2 経路を制御する範囲
7.3 経路制御アルゴリズム
7.4 RIP(Routing Information Protocol)
7.5 OSPF(Open Shortest Path First)
7.6 BGP(Border Gateway Protocol)
7.7 MPLS(Multi-Protocol Label Switching)

第8章 アプリケーションプロトコル
8.1 アプリケーションプロトコルの概要
8.2 遠隔ログイン(TELNETとSSH)
8.3 ファイル転送(FTP)
8.4 電子メール(E-Mail)
8.5 WWW(World Wide Web)
8.6 ネットワーク管理(SNMP)
8.7 その他のアプリケーションプロトコル

第9章 セキュリティ
9.1 セキュリティの重要性
9.2 セキュリティの構成要素
9.3 暗号化技術の基礎
9.4 セキュリティのためのプロトコル

付録
付.1 インターネット上の便利な情報
付.2 旧来のIPアドレス群(クラスA、B、C)についての基礎知識
付.3 物理層
付.4 コンピュータを結ぶ通信媒体についての基礎知識
付.5 現在あまり使われなくなったデータリンク

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつお

12
セキュリティの章を再読。 IT技術の発達により生活が便利になった反面、それに伴うセキュリティリスクも増加。扱うデータ量・重要性が共に増加する現代において、脅威から情報を死守する必要がある。しかし、それらには必ずトレードオフが存在する。計算的な負荷を抑えつつ、セキュリティレベルを向上させる様々な技術が紹介されている。 道具を使いこなすためには、その構造を知る必要がある。日夜進歩するテクノロジーを利用する人間として、教養レベルでも勉強を続けたい。2022/02/14

富士獣

3
エンジニアの標準的な教科書。構えていたよりは難しくなく、応用情報午後レベルのネットワークが分かっていれば十分読めると思います。アルゴリズムがある程度分かってないとプロトコルの詳細は難しいかもですが。一度では覚えきれないので、必要に応じて再読するためにも手元にあるといい本かなと。2023/02/20

t_hirosaki(t_hirosaki)

2
国試用。前読んだときよりスラスラ読めた(覚えたとは言ってない)/多分これをスラスラ行けるかどうかでIT技術者のレベルが測れるのであろう。言うて基本情報くらいの難易度の気はしないでもない…2023/09/04

ashiato45

2
ともだちにネットワークの本としておすすめしてもらって読んだ。「ネットワークはなぜつながるのか」に飽きた状態で挑戦。ネットワークの勉強はいろいろと疑問に思うことも多いのだけれど、十分な判型と厚さのおかげで脚注で先回りしてくれているのでストレスなく読めてとてもよかった。好みの粒度で読める楽しい本だと思った。2020/05/05

momotaro98

1
平易に書かれていて読みやすかったです。2019年11月出版の第6版ということでIPv6仕様やQUICについて説明があり勉強できました。2023/05/26

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