心をつかむ文章は日本史に学べ

著者名：加来耕三

クロスメディア・パブリッシング（2019/11発売）

• ISBN：9784295403685

内容説明

手紙しか伝達手段のなかった時代、一流の文章術を使う者だけが生き残った──。あの織田信長も、豊臣秀吉も、西郷隆盛も、渋沢栄一も、皆いずれ劣らぬ文章の達人でした。彼らはその文章術を駆使して、相手の心をとらえ、時に味方に引き入れ、時に敵を欺きました。いったい、どんな書き方で口説き、説得し、成果をあげたのか。本書ではその核心に迫るとともに、私たちがビジネスの現場やプライベートで相手を説得し、お願いをし、大事なことを伝える際に、どんな文章表現をすると効果的であるのか、そのヒントを探ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[chietaro]

勝海舟は策士だと感心しました。小松帯刀も裏方に徹していたけどなかなかなやり手だと感じました。いかに薩摩藩の立場を守るか考えています。手紙一つで歴史が変わる、現代人も大切にしなければいけない視点だと思います。

2019/12/30

[だてこ]

手紙/文章という視点から日本史を見ていくのが面白かった。

2020/06/27

[2-FU]

日本史がタイトルに使用されているが紹介されるエピソードはほぼ戦国時代か幕末の手紙。少々退屈で御座候。

2019/12/04