中学生失格

著者名：てんちむ【著】

竹書房（2019/12発売）

• ISBN：9784812443743

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「病み病みMAX☆ 　ねえいまこんな気分っぽく書いてるけど 　実は泣いてるんだよ。 　左手にハサミですれた跡が 　たっくさんあるんだよ」　（てんちむ、2009年4/29の日記より抜粋） 橋本甜歌、てんかりんと呼ばれたキッズアイドル。 しかしテレビに映る姿とは裏腹に、彼女の心はすさみきっていた。 これは、現代を生きる中学生のリアルが、そのまま書き綴られた真実の日記…。 清純派キッズアイドルとして活躍していたてんちむが、12歳から14歳までつけていた日記をそのままほぼいじらずに単行本化！ テレビに出てはいたけどプライベートは普通に田舎で過ごす女のコ、けれど「中学生失格」のタイトルの通り、テレビや雑誌の仕事は彼女を精神的に追い詰め、また自らの恋愛などにも振り回されててんちむは次第に病んでゆく…。 付き合って別れてなどから初ディープキス、初体験など赤裸々な恋愛遍歴の全て、包丁をつきつけられるまでの母親との確執、亡くなった父への想い、学校の先生から受けた酷い仕打ち、学校での孤立…。 誰に見せるわけでもなく書かれた純粋にプライベートな日記だから、そこには13歳の気持ちが隠されることなく書かれている！！ 学校生活、恋愛、親との関係に悩んでいる中学生・高校生のみんな。 そして、子どもの気持ちがわからなくて子育てに悩んでいるお父さん、お母さん。 いまの「中学生のリアル」が知りたい皆さんに捧げる必読書です！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひお]

なんとなく手に取ったけど知性が感じられない。読んでて苦痛だった。共感できる種類の人以外は読まない方がいいと思うー。何で予約が増えてるんだろう？？？

2011/05/29

[くるり]

古本屋で買った。多分古本屋じゃなかったら手に取らなかっただろうなぁという内容。いい意味でも悪い意味でも素直。中学の頃の友人を思い出す。その子っぽい。その子に関しては思わないけど、てんちむは中学生の頃は大人すぎたんだろうなぁ。昔は好きだったけれど、多分もう彼女のことを応援しようとは思えないだろうなぁと思いつつもこうやって本を手に取ってしまうし、動画もたまに見てしまう。心も身体も健康に生きていてください、お子さんとともに。

2025/03/01

[優明]

子供が天てれ見てたので、私が知ってる「甜歌」とこの本に書かれている「てんか」のギャップが激しすぎて驚いた。天てれの時の甜歌は可愛かったのに・・・。今の中学生がみんなこんなだと思われては困るぐらいの荒れっぷりに、ちょっと引いてしまう。「あの頃の自分は～」って所々に本人のコメントが書かれてるけど、振り返るほど過去の話じゃないでしょう！と感じた。まだまだ若いので、失敗しながらでも学習していって欲しい。

2011/06/19

[あこ]

長女が中学生で思春期に突入し始めたので、興味があって読んでみた。ちょっと求めていたものと違かった。

2013/04/14

[ちゆっきー]

多感な時期だからこそこうなったんだろうななどと推測。文章が今の若者っぽくて少し羨ましかった。ギャルや丸文字が書けないし読めないので、最近の若い人についていけないのであった。

2010/12/13