内容説明
「タミ先生、どうしたら幸せになれるの?」
福岡在住の93歳の料理家タミ先生が、小学生に贈る幸せな未来のお話。
九州・福岡から火がついて、累計10万部突破!
90代現役料理家・タミ先生の新しい本には
親子で読める「幸せなみらい」のための言葉が詰まっています。
料理を学び始めて80年近く。
「台所好きの食いしんぼう」は今も福岡で料理を楽しみながら暮らしています。
2019年春、二人の小学生の子どもからお手紙をいただいて
タミ先生は母校の小学校で「授業」をやることになりました。
好奇心でいっぱいの子どもたちからの、仕事や夢、食についてのいろんな質問に
答えていくうちに、子どもたちとお話したいことが溢れてきて、
その続きをこの『みらいおにぎり』に書くことにしました。
いろんなことが起こる時代です。
大人になることになんとなくの不安や戸惑いを感じている人も多いでしょう。
だけど、こんなのん気な私だって周りの人に支えられて、
自分らしく人生を歩んできました。
自分の未来は料理と同じ。
わからないことを少しずつ知りながら、自分らしい「味」をつくっていけば
いいと思うのです。
巻末には「おいしいおにぎりのにぎり方」も収録しました。
たくさんの小さいお友達がおにぎりをほおばりながら、明るいみらいを歩めるように。
そんな願いをこめた一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
50
おにぎり。美味しさが、最も違うのかなと思った。大きさ、形、温度、ふわっと感、塩加減、具・・・などなど。好きなのは、塩むすびと、黒昆布むすび。おにぎりとカレーライスは、たっぷりと食べることができるのは、自分だけではないと思う。そんなおにぎりを作るタミさんの言葉は、温かくて、かつ、力強さも感じる。日々の営みを、丁寧に思いを持って過ごしていくこと。2020/10/27
マドリン
19
誰にとってもお母さんの握ったおにぎりはこの世で一番おいしいもの。私も息子にそう思ってもらえるよう毎朝おにぎりを握っています。 食べることを大切にして生きていく、これってとっても大切なことだと改めて考えさせられました。 タミさんのやさしい笑顔とおいしそうなおにぎりの写真に癒されます。2021/11/01
こふみ
18
93才のタミさんから学ぶ事が沢山ありました。家族そろって食卓を囲める時間は案外少ない事、そしてその時間がどんなに貴重で有るか。 また、自分を高める為に真摯に自分と向き合う事。 素敵なおばあちゃんです。2020/03/17
joyjoy
13
料理研究家のタミ先生が、母校の小学校へ招かれての授業後、さらに子供たちへ伝えたいお話をまとめたもの。ルビ付きで小学生から読めるが、大人の自分にも心に響く言葉が多く、付箋だらけに。「分量の分からないレシピ」のなかの「五感で覚えた料理は、自分で応用して自由に作れるようになる」という言葉は、料理に関わる活動をするときにも心に留めておきたい。4章で、「お母さんたちの本心は、時間さえあれば家族に手作りしてあげたいと思っているはず」と話されているのも、タミ先生自身のお母様の話を読んだあとだと、嫌みなく受け入れられる。2025/08/23
mike
13
桧山タミさん。CMでの「がんばらなくていいの」「美味しくなあれ」と言いながら、玉子焼き作ったり、おにぎり握ったりする姿と笑顔がチャーミング。体が弱かったタミさんの心は強い。「大人って楽しい」の言葉にはっとさせられた。本書は児童向けのようだが、何かとネガティブになりがちな、大人な私達に向けた人生の大先輩からのエール本である。2020/11/14
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